皆様こんばんは。
本日は永代塾囲碁サロンで講座と指導碁を行いました。
お越し頂いた方々、ありがとうございました。
9/17(日)にも別のイベントにゲストとして参加します。
本日はMasterの打った手が題材でしたが、そちらでは三谷哲也七段との対局を自戦解説する予定です。
負けた碁ですが、面白さ優先ということで・・・。![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/face_ase2.gif)
さて、本日は久しぶりにAlphaGoの自己対戦をご紹介します。
一応順番に進めますが、更新頻度は期待してはいけません(笑)。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7d/0c/5a69e51776e1f25193c29f9352d664a6.jpg)
1図(テーマ図)
三連星は近年のプロの対局ではあまり打たれなくなりましたが、AlphaGoが採用しているのは意外でした。
また、右下の例のノゾキも目を引きますが、この場合すぐに滑りを打っているので、あまり違和感はありません。
さて、黒△とコスミツケた場面です。
これは根拠を奪うための常套手段で、白Aと伸びれば黒Bあたりに挟んで攻めようというのです。
それは一方的に攻められて、白が面白くないので・・・。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/75/1a/dfc7d38cce19cee27fce66a368a03ab2.jpg)
2図(変化図)
多くの棋士は白1などとかわし、黒2に白3という進行が思い浮かぶでしょう。
白△は痛みますが、代わりに黒△を攻めて主導権を握る狙いです。
実際、Masterの名前ではこれと似たような打ち方をしていましたが・・・。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5e/0b/d99dc8ab9c6dc9248b575fd6276eae3e.jpg)
3図(実戦)
実戦は白1といきなり三々に入りました!![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/face2_shock_s.gif)
Aに白石があるときは当たり前に打たれる手ですが、何も無い状況で打たれることは極めて珍しいです。
黒4に対して、白Bと引くようでは苦しい生きになりますが・・・。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/35/f2/2056f6dd5b73c1074910536d09e37088.jpg)
4図(実戦)
白1、3と反発しました。
そして、黒4の攻めに対して白5と手抜き!![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/face2_shock_s.gif)
現状、白△、白×、そして白3子はどれも生きていません。
訳の分からない打ち方に見えるでしょう。
正直なところ、私にもよく分かりません。![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/face_ase2.gif)
ただ、生きていないと言っても、どの石にも脈は残っています。
黒としても一度に全ての石を取り切ることはできないのです。
つまり、三連星の黒模様をそっくりそのまま黒地にされることを防ぎ、一定の大きさに制限したと考えられます。
と一応理屈は付けられますが、では私がここから白を持ちたいかと言えば、あまり自信がありません。
バラバラになった白石を上手く捌く能力が求められるからです。
碁はこんなに難しく打たないと勝てないのか、と思ってしまいますね。
本日は永代塾囲碁サロンで講座と指導碁を行いました。
お越し頂いた方々、ありがとうございました。
9/17(日)にも別のイベントにゲストとして参加します。
本日はMasterの打った手が題材でしたが、そちらでは三谷哲也七段との対局を自戦解説する予定です。
負けた碁ですが、面白さ優先ということで・・・。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/face_ase2.gif)
さて、本日は久しぶりにAlphaGoの自己対戦をご紹介します。
一応順番に進めますが、更新頻度は期待してはいけません(笑)。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7d/0c/5a69e51776e1f25193c29f9352d664a6.jpg)
1図(テーマ図)
三連星は近年のプロの対局ではあまり打たれなくなりましたが、AlphaGoが採用しているのは意外でした。
また、右下の例のノゾキも目を引きますが、この場合すぐに滑りを打っているので、あまり違和感はありません。
さて、黒△とコスミツケた場面です。
これは根拠を奪うための常套手段で、白Aと伸びれば黒Bあたりに挟んで攻めようというのです。
それは一方的に攻められて、白が面白くないので・・・。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/75/1a/dfc7d38cce19cee27fce66a368a03ab2.jpg)
2図(変化図)
多くの棋士は白1などとかわし、黒2に白3という進行が思い浮かぶでしょう。
白△は痛みますが、代わりに黒△を攻めて主導権を握る狙いです。
実際、Masterの名前ではこれと似たような打ち方をしていましたが・・・。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5e/0b/d99dc8ab9c6dc9248b575fd6276eae3e.jpg)
3図(実戦)
実戦は白1といきなり三々に入りました!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/face2_shock_s.gif)
Aに白石があるときは当たり前に打たれる手ですが、何も無い状況で打たれることは極めて珍しいです。
黒4に対して、白Bと引くようでは苦しい生きになりますが・・・。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/35/f2/2056f6dd5b73c1074910536d09e37088.jpg)
4図(実戦)
白1、3と反発しました。
そして、黒4の攻めに対して白5と手抜き!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/face2_shock_s.gif)
現状、白△、白×、そして白3子はどれも生きていません。
訳の分からない打ち方に見えるでしょう。
正直なところ、私にもよく分かりません。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/face_ase2.gif)
ただ、生きていないと言っても、どの石にも脈は残っています。
黒としても一度に全ての石を取り切ることはできないのです。
つまり、三連星の黒模様をそっくりそのまま黒地にされることを防ぎ、一定の大きさに制限したと考えられます。
と一応理屈は付けられますが、では私がここから白を持ちたいかと言えば、あまり自信がありません。
バラバラになった白石を上手く捌く能力が求められるからです。
碁はこんなに難しく打たないと勝てないのか、と思ってしまいますね。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/face_ase2.gif)