<本日の一言>
参議院議員選挙が終わりました。
概ね予想された通りの結果だったでしょうか。
それにしても、国政選挙で投票率が50%にも満たないとは驚きですね。
皆様こんばんは。
昨日はかなり帰宅が遅くなってしまい、お休みしました。
本日も既に日付が変わっていますが、連続して休まないというマイルールを定めたので、頑張って更新するとしましょう。
さて、本日はAbemaTVで放映された、GLOBIS-AQZと芝野虎丸七段の対局をご紹介します。
強化学習5日目で、GLOBIS-AQZはどれだけ進歩したのでしょうか?
1図(実戦)
GLOBIS-AQZの黒番です。
芝野七段の白1、3は美しい打ち回しだと思いました。
黒△の逃げ出しを防ぎつつ、前に向かっています。
このような積極的な打ち回しは、芝野七段の得意とするところですね。
2図(実戦)
白1の肩衝きに対して、手抜きで黒2の打ち込み!
石がくっついたところを手抜きするな、というのが人間向けの教えですが、AIは本当に手抜きが好きですね。
3図(実戦)
白1と出た瞬間、黒2のツケ!
戦いの最中ですが、あらぬ方向に石がいきました。
これは白がどう応じるかを聞く、様子見の手ということなのでしょうが、なかなか気が付かない発想です。
2日制の碁なら、こういう手を打つ人もいるかな? というぐらいの難しい手ですが・・・。
AIはほぼノータイムで打ち、人間を悩ませてきます。
非常にたちが悪いですね。
4図(実戦)
ここも芝野七段らしい仕掛けでしたね。
この後振り替わりに進みました。
ただ、形が決まったことでAI相手には逆転が難しくなってしまった気がしないでもありません。
結果は黒3目半勝ちでした。
私の印象としては、強化学習5日目のバージョンは怪しげな手が少なくなり、そこが主に進化した点なのかなと思います。
布石感覚のレベルが上がっていくと、いかに明らかなミスをしないかの勝負になるのではないでしょうか。
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