前々から行ってみたかった大山崎山荘美術館です。
滋賀に嫁いでいる姉が「展示品もいいけど、建物と庭がすばらしいから是非行ってごらん」
と言われていてやっと叶いました。
この写真を撮った時はヘロヘロの頭痛いし軽い吐き気も・・・
熱中症の症状でした。
山崎駅を降りて送迎バスの時刻表を見たら出たばっかりでした。
美術館まで徒歩10分の看板が見えたので、何の気なしに矢印の方向へ歩き出したものの山荘と読んで字の如く、延々山登りです(T_T)
やっとたどり着いて、とりあえず館内の大きな椅子に座ってしばらく休憩を・・・
冷たい空気にあたり、気を取り直して鑑賞しました。
民藝運動の河井寛次郎や富本憲吉、バーナードリーチといった大原美術館でもよく目にする陶器類。
モネの睡蓮もしかり。
山本為三郎の収集したものは、やはり同時期民藝運動を支援した大原孫三郎の収集品と同じ香りのするのも頷けます。
これは安藤忠雄が手掛けた「地中の宝石箱」という展示室の一部を庭から見たところ。
安藤忠雄の建築物を評価する際、言い古された表現ですが、コンクリート無機質な箱が見事に自然の地形と木々に調和しています。
この地下にルノアール、ゴッホ、モネといったそうそうたる名画が収められています。