どのくらい前のものかは不明ですが
倉庫に長い間眠っていたゼンマイ式の掛け時計です。
機械を洗浄して、木のボディーを組みなおして再生中ですが
如何せん、あまり調子がよくありません。
いい音で鳴るので何とか再生して使いたいと思っています。
わたしが小さい頃はこんな時計が常時数点、修理調整待ちで
廊下にズラッと掛けてありました。
今は使い捨てに近い機械ばかりなので修理をしてまで使おうというお客様は稀です。
それでも記念のものだったり、思い出の多いものは手を入れて長い間使っておられる方があります。
そういう意味ではこの時計も私の思い出は多いです。
昨年末、断捨離を経験してからそのへんの考え方に変化がありました。
必要なもの、あったら使いたいもの、無くても困らないもの・・・
モノにもいろいろあります。
ちなみにキンツレというドイツのメーカーの骨董的時計です。