長岡育英センター・ブログ

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春を待つ気持ち

2006-01-23 21:51:22 | きょうの育英
春は名のみの 風の寒さや
谷の鶯 歌は思えど
 時にあらずと 声も立てず
 時にあらずと 声も立てず

「早春賦」
より
 吉丸一昌作詞・中田 章作曲

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月曜日の子ども達を迎えた育英センターでは
春を待つ歌を歌いました。

一曲は、春のうららの隅田川でおなじみ、
武島羽衣作詞・滝廉太郎作曲の「花」、
そしてもう一曲はこの「早春賦」。


暦は大寒に入り、長岡も再び寒波が訪れて、まさに
「冬本番!」というところです。が、春の歌です。


外は激しい吹雪でしたが、少しだけ育英センターには
春の空気が感じられました。




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実はこの2曲は、2月26日に行われる保育園の
「音楽発表会」で歌う曲として選んだものです。


今回のテーマは、ずばり「春」。

今シーズンの越後の雪は、12月のはじめから
降り続け、長く感じますが、雪の季節はまだこれから。
厳しく長い冬があればこそ、春の喜びも大きいのです。

待ちわびる春、喜びの春、大地に生命の息吹く春、
明るい春…。

そうした「春」を待ちわびる気持ち、喜びの気持ちを
歌詞から汲んで、またそうした気持ちを歌詞にこめて、
歌い上げたいと思います。

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唱歌の良いところは、文語文で文体が簡潔でありながら、
メロディーが複雑ではなく、わかりやすい=覚えやすい
ところにあります。

2曲とも詩は「文語文」の見慣れない難しい文ですが、
繰り返しの音読を通して、慣れて行く予定でいます。


きょうはみんなで音読をしてから歌ってみましたが、
詳細な単語の意味はわからずとも、川上のあやしい(!?)
解説により、なんとなく春を待ちわびる歌であることは
おおよそのところわかってもらえたようでした。

また、メロディーも覚えやすいおかげですぐにみんなで
口ずさむことが出来ました。

ちょっとずつこの歌を覚えていって、美しいハーモニーで
市立劇場の大ホールいっぱいに春の喜びが満ちるように
なると嬉しいです。

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ちなみに、この「早春賦」をみんなに「なんと読むでしょう?」と
聞きました。


「せいしゅん…なんとか」

「はや…しゅん…?」

「そうしゅん…ぶし?」

……楽しい春が来ちゃいそうです。


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Step by step, IKUEI!!!
 by 川上