最近の若者は、表面上はSNSなど団体帰属意識が強い反面、その必死の人間関係構築に実は疲弊しているのかもしれません。
リクルートの調査によれば、近年、若者の「一人旅」割合が増加しています。旅館やホテルもその需要に動き出しています。一人旅に限らず、最近は「一人カラオケ」「一人焼き肉」もメジャーになりつつあります。
平成26年度の調査では、「一人旅」割合が旅行全体の15.9%を占め、首位の「夫婦旅」24.5%を追随し占有割合第2位となっています。ちなみに3位は「友人と(13.9%)」、4位は「家族(11.9%)」、5位は「職場やサークルなどの団体(3.8%)」、6位以下は「その他」でした。
中でも平成26年度の「20歳~34歳」層における「男性一人旅」は旅行総件数の26.9%、「女性の一人旅」は12.6%という結果でした。いずれも前年度から上昇しています。
理由を勝手に推測してみました。(笑)
① ゆとり世代、さとり世代に属する彼らは、競争心に欠け、企業内での出世などにも興味がないので、同僚、上司、部下などとの間における協調性を敢えて求めようとしない。
② SNSなどを通じた関係に疲れ切っており、プライベートくらいは一人で静かに好きなことをして過ごしたい。
③ 賃金が低いので、パートナーを求めたくない。パートナーの嗜好に合わせ、金銭を消費したくない。
いかがでしょうか?
反論のお声も聞こえてきそうですが、これくらいしか思いつきません。
終身雇用制が当たり前でなくなり、企業の賃金体系が「年功序列」から、個人の能力評価に重点をおいて昇進、昇給を決定する考え方である「能力主義」に移行しはじめた頃からでしょうか。
企業内の上司、同僚、部下の関係に変化が生じ、「社員旅行」が激減しました。それまで旅行会社で団体旅行専門の営業をやっていた私も、もう、団体旅行の時代ではないこと悟り、会社を辞めました。修学旅行も少子化の影響で、縮小傾向にあります。
「一人旅」の増加は、今の日本の世相を反映しているように感じます。
リクルートの調査によれば、近年、若者の「一人旅」割合が増加しています。旅館やホテルもその需要に動き出しています。一人旅に限らず、最近は「一人カラオケ」「一人焼き肉」もメジャーになりつつあります。
平成26年度の調査では、「一人旅」割合が旅行全体の15.9%を占め、首位の「夫婦旅」24.5%を追随し占有割合第2位となっています。ちなみに3位は「友人と(13.9%)」、4位は「家族(11.9%)」、5位は「職場やサークルなどの団体(3.8%)」、6位以下は「その他」でした。
中でも平成26年度の「20歳~34歳」層における「男性一人旅」は旅行総件数の26.9%、「女性の一人旅」は12.6%という結果でした。いずれも前年度から上昇しています。
理由を勝手に推測してみました。(笑)
① ゆとり世代、さとり世代に属する彼らは、競争心に欠け、企業内での出世などにも興味がないので、同僚、上司、部下などとの間における協調性を敢えて求めようとしない。
② SNSなどを通じた関係に疲れ切っており、プライベートくらいは一人で静かに好きなことをして過ごしたい。
③ 賃金が低いので、パートナーを求めたくない。パートナーの嗜好に合わせ、金銭を消費したくない。
いかがでしょうか?
反論のお声も聞こえてきそうですが、これくらいしか思いつきません。
終身雇用制が当たり前でなくなり、企業の賃金体系が「年功序列」から、個人の能力評価に重点をおいて昇進、昇給を決定する考え方である「能力主義」に移行しはじめた頃からでしょうか。
企業内の上司、同僚、部下の関係に変化が生じ、「社員旅行」が激減しました。それまで旅行会社で団体旅行専門の営業をやっていた私も、もう、団体旅行の時代ではないこと悟り、会社を辞めました。修学旅行も少子化の影響で、縮小傾向にあります。
「一人旅」の増加は、今の日本の世相を反映しているように感じます。