井真井のちょっと一言。。

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今日は日本ダービー!!!!!

2015-05-31 10:08:03 | 日記

今日は日本ダービーです!

先週は優駿牝馬(オークス)でした。オークスは
3歳牝馬(ひんば=メス馬)限定のレースでした。


オークスは樫の木を意味しますが、昔、イギリスの樫
の森で牝馬限定のレースを行ったのが由来とか。



日本ダービーは、3歳牡馬(ぼば=オス馬)限定の
レースです。皐月賞、菊花賞とともに牡馬三冠競争の
一つ。

イギリスのダービー卿が創設したレースです。

東京競馬場(府中)は我が家から車で15分程度のところ
にあるため、昨日、日本ダービー会場を見に行ってきました。
さすがに今日は15万人以上が来場するため、敬遠。
レースは冷房の効いた部屋でテレビ観戦しようと思います。

前日レースにも関わらず会場の席は満席状態。
とにかく家族連れ客が目立ちました。

昔と違い、今の競馬場はちょっとした駅のようです。
建物もきれいですし、レストランも80店舗以上が
入っています。場外には子ども用の遊具も設置されていて、
たくさんの子ども達が遊んでいました。

東京都内でこんなに真っ青な空を拝める場所はあまり
ありません。週末のレジャーにはオススメの場所です。

JRA(日本中央競馬会)は農林水産省管轄の組織で、
100%日本政府が出資している特殊法人です。
世界中の競馬会の中で日本中央競馬会は世界一の売得金
をあげています。その額は、なんと2兆円超。

2014年度こそトヨタ自動車がはじめて2兆円を超えましたが、
それ以前で毎年2兆円超を記録しているのはJRAだけです。

何しろ16万人以上も1日に来場しますので、入場料200円
だけでも3,200万円が落ちる計算です。

従業員が約1,700人おり、売得金の約75%は払い戻しに使
われますが、残りの約15%が競馬会の運営費や人件費、
残りの約10%が国庫に納付されています。

国庫納付額は約2,500億円。

とにかく景気に左右されることもなく、潤っている組織
なわけでして、日本人がいかに競走馬を愛して止まない
かがわかります。

競走馬の現役年数はわずか2年から3年程度。
あのディープインパクトさえも3歳でデビューし、
4歳末で引退しています。レース回数はたったの14戦。
14戦12勝という大記録を残し、引退していきました。
たった2年間で稼いだ獲得賞金は約14億5千万円。

これは、テイエムオペラオー(26戦で約18億円)についで
歴代2位の記録です。

競走馬としての輝かしい時は、桜のようにとにかく短く、
はかなく終わっていきます。そこに日本人は無情の世を
恨みながらも、懸命に駆けていく(生きていく)彼らを
応援したくなるのかもしれません。

単なる博打だけの対象ではない証拠に会場には、大きな
レンズを携えた素人カメラマンが、あちらこちらにおり
ました。

今日の日本ダービーで果たしてヒーロ馬は誕生するのか。
とても、楽しみです。



社労士試験改正ポイントチェックで合格を掴め

2015-05-19 15:38:07 | 日記


今日も社労士の改正事項についてご紹介します。

4月から様々な改正事項が施行されておりますので
今年、社労士試験を受験される人達はチェックが
必要です。


たとえば労災保険料率が変更になっております。
特別加入保険者の加入・脱退期間も拡大しています。

労務比率.賃金総額算定方法の改正も行われています。
労務比率はかつて最低が18%、最高が38%でしたが、
最低19%~最高40%に変更されました。

有期事業の賃金総額算定方法におけるかつての
105分の108を乗ずる措置は廃止されました。

有期事業の一括条件としての請負金額1億9千万円未満
は改正により1億8千万円未満になりましたが、従前
の額が消費税込だったものが、改正により消費税抜き
の金額になっています。

単独有期事業のメリット制適用条件も改正されています。
40万円以上または請負金額1億2千万円以上は、
40万円以上または請負金額1億1千万円以上に改正され
ました。尚、こちらも前者は消費税込みの金額、後者は
消費税抜きの金額に改正されています。

その他、介護(補償)給付の最低・最高額も変更
されています。

雇用分野における障害者差別事情改善指針等も発表
されており、試験に出題される可能性もあります。

これから時期が正念場です。






ブラック企業公表について

2015-05-15 13:46:15 | 日記

今日、厚生労働省は、労働環境が劣悪な「ブラック企業」のうち、
違法残業が複数の事業所で行われている「大企業」について、
書類送検される前でも企業名を公表すると発表した。

労働者の4人に1人が自分の勤め先は労働環境の劣悪な
「ブラック企業」に該当すると思い、うち8割が心身の不調を経験
していることが、日本総労働組合連合会の調査で分かっている。


ブラック企業とは広義では、暴力団とのつながりを持った企業、
狭義では過重労働、違法労働を行っている企業だ。

違法残業は「時間」を基準に判断するので明確だ。

一方、セクハラ、パワハラ、マタハラなどによる精神的負荷を
労働者に与える企業もブラック企業と呼ばれるが、こちらは労働者
の主観的感情が判断基準のため、その行為者本人を相手取り、企業
全体をブラック企業と決めつけることには注意を要すると思う。

もちろん、そのような職場環境を改善するための手段を事前に
準備しておくべきであり、労使双方に対して公平な判断を下せる
第三者的立場の者を置くことも有効的だと思う。

今回、早期の是正を促すために、厚労省は18日に全国の労働局長を
対象に臨時会議を開き、対策を指示する予定だ。

従来は是正勧告に従わず書類送検した場合に企業名を公表してい
たが、是正勧告時点での公表も視野に、企業の自主改善を促した
形だ。

塩崎恭久厚労相は15日の閣議後記者会見で「名前を公表される企業
の行動は今までと違ってくるはずだ」と強調しており、労働者の
職場環境改善に厚労省が早期に着手することで、政府の影響力の
増大をはかろうとしているのがわかる。

このような労働者保護の政策は国民支持を得られるだろうし、
企業としても無駄な長時間労働を見直す良い機会になるはずだ。

心身の不調を訴える者が減れば、高騰する医療費などの社会保障費
抑止にもつながる一石二鳥の政策だと思う。

トヨタはすごいがアップルはもっとすごい!

2015-05-09 20:49:19 | 日記

大手企業の連結3月期決算が相次いで発表され、
日本企業としてトヨタ自動車が初の2兆円超の
営業利益を出したことで話題となっています。

2位が三菱UFJフィナンシャルグループの
1兆円超ですので、トヨタ自動車の躍進ぶりが
際だっており、さすが日本が誇るトヨタ!!
・・・などと、鼻高々になりそうなのですが、
ちょっと海外に目を向ければ、米アップル社は
5兆円規模の営業利益を出しているようで、長い
社歴と伝統技術も新興の技術革新の前では色褪
せて見えてしまう嫌な世の中です。


これは、市場規模の違いなのか?
・・・と、思って人口比率表を確認してみると、

アメリカの人口は世界第3位。属領含め約3億1,400
万人。一方、日本は世界第10位の約1億2,600万人です。
人口だけ見ればアメリカは日本の約2.5倍の人口。

しかし、労働力という角度から見ると、少し変わ
ってきます。2010年統計ですが、65歳以上人口が
全体に占める割合がアメリカは約13%、日本は約
23%。

2025年推計ではアメリカが約18%に比し、日本は
約29%に達します。

どちらも高齢社会が進んでいるのですが、10年後の
日本は3人に1人が65歳以上になるため、年金暮らし
人口が増えます。

年金暮らしの人達は、贅沢を控える傾向にあります
ので市場規模は縮小してしまうでしょう。

財務省が2015年3月までの国の借金を発表しました。
その額は1053兆円。国民一人あたり830万円の借金
を背負っていることになります。

来年の3月には1167兆円にまで増えることが予測
されています。国債を大量発行し、日銀が大胆な金融
緩和を続ける限り、この借金は驚異的速度で膨らん
でいきます。

企業は利益を労働者に分配する事を考えて欲しいの
ですが、最近は株主優遇政策を採る企業が多いのが
現状です。

東京下町に見た昭和風景

2015-05-08 13:04:00 | 日記

GWに出かけるのは、どこも混雑するから大嫌いなのだが、
1日だけ、東京の下町に出かけることにした。

東京散歩マップなるものを購入し、「深川」「巣鴨」「谷中」
「根津」「千駄木」の候補の中から、今回は「谷中」を中心
に巡ることに決める。


西日暮里駅をスタートに昭和レトロの漂う谷中商店街を
突き抜け、まずは根津神社を目指す。その道中にある建物風情
は、置き去りにされた「昭和」そのものだ。隣地境界線に重なり
あうように軒を連ねる民家。

サザエさんに出てくるような家ばかり。大人なら3人も入れば
身動きもとれないような駄菓子屋もまだ残っている。地元の
子ども達が、目を輝かせながら駄菓子を手にする姿が自分自身
の幼少期と重なって見えた。

まるで映画「オールウェイズ三丁目の夕日」に出てくる町の
セットの中を歩いているような感覚だ。行き交う観光客の
瞳にも郷愁の色が見てとれた。

しばらく歩くと根津神社到着。根津神社は今から千九百年余の昔、
日本武尊が千駄木の地に創祀したと伝えられる古社。境内には
つつじ3000株が植えられ、ちょうど、つつじ祭りで人だかり。

参拝者も長蛇の列。お願い事をするにも後続から発せられる
無言の圧力を感じながら、そそくさと済ます人達を脇目に、
私は列には並ばず、斜め前方に神様が見える位置から、賽銭も
入れず、お願いごとだけを済ました。

そもそも賽銭は、お願いするためではなく、「お礼」として
奉納するもの。つまり、前回お願いしたことに対する成就のお礼
の品なのだ。

だから、初めて訪問する神社では賽銭は不要というのが神界の常識。
昔は珍しいものや、大事なもの、お米などを祈願成就のお礼として
奉納していたが、貨幣が一般的に流通してからは、奉納の品も貨幣
に変わった経緯がある。

賽銭の「賽」には「神から福を受けたのに対し、感謝して祭る」
の意味があるのだが、この事を知らない日本人は結構、多い。

「賽銭」を入れたら、それはすなわち「祈願成就にて終了」!!
・・・の合図なのだ。

新たな願いごとをするには、まず、前回のお願いごとの成就に
対する「お礼」を心の中で述べてからでないと、神様はすごく
混乱する。

神といえど、頭の整理がつかない。よって、そのような人たちの
願いは無視されるのだ!!

さて、根津神社を後にし、谷中霊園に向かう。谷中は寺町だ。
約70もの寺が集中している。そのどれもが立派。寺があれば、
当然、墓も多い。この辺は墓と民家が共存するように肩を並べる。

彼岸と此岸が一体となった不思議な光景。
墓石の大きさの違いは生前の財力の差だろうが、なぜか、
死んだら身分・財力の差も無くなり、全てがフラット状態である
ように感じた。

徳川最後の将軍、慶喜もこの地に眠っている。徳川一族の大きな
墓石群が広い敷地を占有し、時の権力の大きさを誇示していた。

近代ビル群が立ち並ぶ喧噪の都会にあって、谷中は異空間だ。
世界遺産に登録されてもおかしくない場所だと思えた。