井真井のちょっと一言。。

人気国家資格の『井真井アカデミー』
#社労士   #宅建士 #マン管士
#管業主任者 #FP #行政書士 他

お先真っ暗の中での唯一の光は「健康」

2015-04-29 19:15:27 | 日記

読売新聞によれば、高齢社会到来で65歳以上の人が支払う
介護保険料は、全国平均で月額5,514円になりました。

介護保険は市区町村管轄ですから、住所のある地域に
よって異なります。


奈良県天川村が月額8,686円で一番高く、鹿児島県三島村
が月額2,800円で一番安い保険料負担です。その差は3倍
以上の開きがあります。

全国平均で5,000円を超えるのは介護保険制度が創設
された2000年以降初めてです。

介護保険料は3年ごとに見直されますが、前回改定より
保険料を引き上げた自治体は全体の94.2%に達しました。

介護事業者への介護報酬が2.27%引き下げられたことや
一定以上所得者の自己負担割合が1割から2割に引き上げら
れるなどの抑制策がとられるようになりましたが、それを
もってしても、介護保険料の増大は止まりません。

当該制度創設時の全国平均額は月額2,911円でしたので、
この15年間で実に1.89倍へと増大した計算です。

5年後の2020年度全国平均予測額は、現在より22.8%上昇の
月額6,771円。団塊世代が全員75歳になる2025年度は、
全国平均月額8,165円を予測しています。

地方財政は逼迫しており、国民健康保険も大きな赤字を
計上しています。現在、2018年度から国民健康保険も
市町村管掌から都道府県管掌へと移管する法案が審議中です。

大企業は独自の健康保険組合を有しているところもあります
が、75歳以上の後期高齢者医療制度に拠出する額を2017
年度まで段階的に増額することになっています。

つまり、健康保険組合を有する企業勤務者の給与から天引き
される健康保険料は、今後、更に増えるということです。

更に入院時の食事代については、高額療養費の対象外ですが、
現在は1食につき260円の負担が、2016年度は1食につき
360円、2018年度からは480円と引き上げられる予定です。

長期入院患者にとりましては、大きな負担額になります。

今後、年金を受け取る人達の年金額も徐々に減らされるで
しょうし、支給開始年齢の引き上げ等も検討課題として
挙がってくる可能性が否めません。

定年退職時に十分な貯蓄や退職金があっても、一つ大きな
病に冒されたら最後、一気に引退後の人生が狂ってしまう
かもしれません。

やはり、いつの世も最強・最大の財産は「健康」です。

日本の若者が失ったものは?

2015-04-27 16:15:17 | 日記
2016年卒業予定の大学生・大学院生の求人倍率の見通し
は1.73倍。これは前年の1.61倍よりも高いです。
改善は4年連続。

しかし、就職しても3年以内に離職してしまう若者は
約40%にのぼります。

原因は様々でしょうが、思い描いていた世界が、
そこになかった・・・ということなのでしょう。

さて、国公立大学の入学金や初年度授業料の合計が遂に
80万円を超える時代になりました。私立大学では、更に
大きな金額が必要になっています。

一方、親から学生への仕送り金額は年々、減少傾向に
あり史上最低金額を更新しています。平均で月額10万円
にも満たない状況です。

学生を経済的に支える親の所得平均は2013年で414万円。
これはバブル崩壊後である1997年の467万円と比較して
も50万円ほど低下しています。

この結果、何が起こっていると思いますか?

奨学金利用者が激増したのです。

大学生の奨学金利用者は90年代においては20%台でした。
ところが、2012年時における利用者はなんと、52.5%に
達しています。

大学生の半数以上が今、奨学金を利用しているのです!!
その約7~8割の学生が有利子付きの奨学金利用者です。

仕送りも少ない学生達は一生懸命、アルバイトに励む
ため大学の授業をさぼりがち。アルバイト先がブラック
企業の場合、販売ノルマを課せられ、達成できなければ
商品の買取を強要したり、サービス残業や未払い賃金など
が頻発する場合もあるようです。

学生達を強制出勤させ、そのため大事な試験日に出席で
きず、単位を落としてしまったり、就職試験の面接を
断念せざるをえない状況までもが生じています。

そして、運良く大学を卒業し、就職することができても
そこに残っているのは、学生時代の借金=奨学金返済です。

数百万円単位の借金を、卒業後の少ない給与の中から返済
していく苦労を想像してみてください。

こんな借金を背負いながら、結婚、出産、子育てをしたい
と思うでしょうか?

現在の若者たちが抱える苦難が、少子化・人口減少を加速
させていることは容易に想像がつきます。

そして、若者の死因のトップは自殺です!
特に20歳から24歳の自殺率が著しく高いのです。

先進国において自殺が死因トップなのは、唯一日本だけです。
日本の自殺率は10万人あたり20人で、2番目に多いカナダ
の12.2人を大きく超えているのをご存じでしょうか。

昨日、統一地方選挙が実施されましたが、このような
現状を踏まえ、教育改革を声高に唱えた立候補者が
果たして、どれだけいたでしょうか。

平均投票率が、また低かったようですが、国民生活と
政治とがあまりにかけ離れてしまっているからではない
でしょうか。

「原子力発電反対!」とか「アベノミクス効果を地方まで!」
とか、その辺の新聞の見出しに載っているような事を
一生懸命、叫んでいる立候補者ばかりです。

そういう人達の給与として国家予算約3,500億円が毎年、準備
されています。

なぜ、若者たちが現状の政治不満につき、自ら立ち上がろうと
しないのか、不思議です。

やはり、この国の若者が失ったものは「情熱」でしょうか。
政治家が政治をしやすいように、ゆとり教育をあえて実施し、
若者から「情熱」を奪い去ったのではないかとさえ、思って
しまいます。

「若者の情熱」こそが、大きく国を変える原動力になることは、
歴史が既に証明しています。

吉田松陰は30歳、坂本龍馬は31歳、高杉晋作は27歳、久坂玄瑞
は24歳、近藤勇34歳、土方歳三35歳

情熱を持った若者達が没した年齢です。

社労士試験受験者必須

2015-04-23 13:13:30 | 日記
社労士を目指す人はこの時期、そろそろ改正等についての
総チェックを開始しているかと思います。もし、まだ
基本10科目について一通りの学習が終えていない場合には、
ペースをあげてください。

合格できる人達の大半がこの時期には既に基本10科目の学習
を終え、復習段階に入っています。

さて、今年の試験に狙われるかもしれないものとして、
「過労死」というテーマがあります。

ご存じのとおり平成26年11月に「過労死等防止対策推進法」
が施行されました。政府はこれに対する骨子案を公表し、将来的
に過労死ゼロを目指すため、2020年までに週60時間以上働く者の
割合を現状の9%から5%に減らすと共に、有給休暇取得率につき
現状の49%から70%に上げることを公表しました。

これらにつきましては6月にも閣議決定される予定です。

そもそも「過労死等」とは、業務における過重な負荷による
「脳血管疾患」若しくは「心臓疾患」を原因とする死亡若しくは
業務における強い「心理的負荷」による「精神障害」を原因とする
自殺による死亡又はこれらの脳血管疾患若しくは心臓疾患若しくは
精神障害を指します。

「過労死(等)」の「等」には死にまでに至らない上記のような
状況も含みますので、要注意です。

過労死等の定義が選択式試験で問われても正確に回答できるよう、
厚生労働省のHPなども、しっかり目をとおし再確認をしておく
べきでしょう。

ホリエモンの言葉に感銘

2015-04-21 14:59:14 | 日記

昨日、テレビ朝日の「しくじり先生」という番組で久々に堀江貴文氏(ホリエモン)の声を聞いた。

改めて彼の経営者気質に驚かされた。

東北仙台に新たに球団を設立する計画をたてたものの、後から手を挙げた楽天に負け、ニッポン放送の買収に失敗し、衆議院選挙に出馬するも落選し、挙げ句の果てには、旧証券取引法違反によって逮捕されてしまった彼だが、過去の失敗にひるむことなく、これら失敗は「持っていたものを失いゼロになったにすぎず、マイナスになったわけではない。命まで取られるわけではないのだから、人はまた、やり直すことができる」と言い切った。


逮捕によって、彼は刑務所に入り、自己の保有財産すべてを賠償金として支払い、一文無しになった。それでもマイナスではないと言うのだ。

それを裏付けるように、彼は収監中も有料メルマガの発行や書籍の執筆などで年間1億円以上を稼いでいたし、刑の執行を終え出てきてからも、壮大な宇宙ビジネスの夢を追い続けている。マイナスと思えるような事でもチャンスと捉えてビジネスに転じてしまう。

そんな強烈なまでのポジティブシンキングが、彼の魅力であり、周りに人を寄せ付けるに違いない。

どんなに苦手だと思う仕事でも、自分が求めていたものではない仕事であっても、それらに真摯に向き合い、極めていこうと努力する気持ちがあれば、やがてそれは夢中になれる仕事に変えることができると彼は言ったが、正にそのとおりだと思う。

彼の中には常に「挑戦」という二文字がある。
「レールの無いところにレールを敷くこと」に喜びの価値を見いだせる資質は経営者気質の最たるものだと思う。

挑戦なくして成功なし・・・・である。

彼らがもたらしたIT革命は、地球規模を大きく縮小させた。後進国の人達もパソコン1台で私たちが得られるのと同じ情報をリアルタイムで得られるようなった。本当の意味でのグローバル化が進展する中で、貧富の差は地理上の差ではなく、個人能力の差へと変わりつつある。

今、日本経済の一部は外国から訪れる旅行者が支えている。外国旅行者の便をはかるため免税店の申請基準も緩和され、地方の観光都市も彼らの誘致に必死だ。

数年前までは、日本人は「世界の金持ち」ともてはやされ、自分たちも「一億総中流」と思っていたが、このような意識も中国や他のアジアの成長によって薄れつつあるように感じる。

本当の意味でのグローバル化が進む中で自己研鑽に励めない人は、競争社会(日本の中ではなく、全世界が一つの競争社会として形成されつつある)の中で落ちていくのだと思う。

この危機感を常に持ち続けることが、生き抜くために必要なのだと、ホリエモンの言葉を聞きながら思った。

四神+1エケコ

2015-04-21 14:55:49 | 日記

原因不明の病に倒れ、入院を余儀なくされている母のことが
常に気がかりで仕方ないのだが、実はもう一つ、気がかりな事が
ある。それが、写真のエケコの存在だ。

エケコとは南米ボリビア地方に昔から伝わる幸福をもたらす人形
のこと。いわば、日本でいうところのお守りである。


ペルーやアルゼンチンなども、このエケコに欲しいものを背負わせ
自分のところにそのような「幸」を運んできてくれるよう祈る。

数年前にある日本の女性が、それまで全く男性との縁が無かったのに
南米旅行の際に買ってきたエケコにお願いした途端、彼氏ができて
結婚にまで至ったという話を某TV局が取り上げたため、日本でも
エケコブームに火がついた。

そのエケコが、今年の元日、突然、私が通う神社に姿を現した。
それも四社を合祀している霊験あらたかな神聖な場所に
「我こそ神なり」と言わんばかりの態度で、祠をバックに正面
切って両手を挙げて直立していたのだ。

これでは合祀された「四神+1エケコ」に祈ることになる。

八百万神を受け入れる度量の大きい我が国であっても、正月早々、
異国のビニールドール神を受け入れても良いものか???
と思った。

それに、本来、エケコはたくさんの「幸」を背負っているもの
なのだが、目の前のエケコは何一つ背負っていない。

単なるお気楽人形だ・・・。

「幸」を一つも背負っていないので、両手を挙げて立つ姿
は、まるで「降参ポーズ」のようだ。見るからに縁起が悪そう
に映った。

しかし、チキンな私は、その人形を脇に寄せることが、
どうしてもできなかった。そんなことして、祟りでも起きたら
・・・と想像するだけで、身の毛もよだつ。

結局、エケコの事は見て見ぬふりをして、手を合わせてしまった。

さて、翌日、気になったので、もう一度、神社に行ってみると、
誰が置き直したのか、エケコは四社の祠の側面に置かれていた。

両手を広げ、まるで崖から飛び降りるような恰好だ。
この状態が、もう4箇月も続いている(怖)。

私が新年の門出を祝う、めでたい日に「幸」を背負っていない
エケコに手を合わせてしまったことと今回の母の病との間に何か
因果関係があるのではないかと、思い悩む日々である。

いったい、誰がこんなもんを神社に置いたんじゃ!!ボケっ!!