経験したことのない数か月が過ぎて、経験したことのない本格的な夏が訪れようとしています。宝塚歌劇団は宝塚大劇場を7月17日、東京宝塚劇場を7月31日から、松竹は八月納涼大歌舞伎から公演を再開するとのこと。いずれも客席数を減らし、さまざまな感染予防対策をとり、歌舞伎座は公演を4部制でしかも各部演目は1本のみ。1、2階の桟敷席と4階の幕見席は販売されず、「大向うや掛け声はお断りさせていただく」とのこと。劇団チョコレートケーキの新作『無畏』は、前売初日に予約殺到し、全日程完売…。チケット予約の緊張や出遅れてしまった後悔を味わうストレスだけでなく、映像配信に救われるものの、演劇を観るための行動に対して、思ったより心身の負荷を覚えて躊躇する自分に困惑しています。
現時点で唯一劇場での観劇が決まっているのは、朱の会第3回公演です(ブログ記事)。3月末に行われる予定でしたが、コロナ禍のため夏に延期されたもので、場所は変わらず、野方のBook Trad Cafeどうひんです。東京都の感染者数は連日50人を越えており、不安はぬぐえませんが、実現を切に願っています。
【追加しました】→<別役実メモリアル>燐光群公演 別役実作 坂手洋二演出『天神さまのほそみち』 この3月に亡くなった別役実の作品のなかで、「『もっとも不条理』と評される怒涛の対話劇」にて、4カ月ぶりの下北沢へ。
オンライン配信の公演、朗読会や公開稽古などについても、できる限りブログに記載の予定ですが、正直なところ、情報収集や視聴が追いつかず、文学座アトリエ70周年オンライン企画の久保田万太郎『雨空』朗読の発表会、理性的な変人たち特別企画『冬の花火』読み稽古配信等々もこれから視聴ですし、見逃し聞き逃し多々あると思われます。「これは」という企画がありましたら、ぜひご案内くださいませ。
俳句関連は以下の通り。
*かさゝぎ俳句勉強会・・・こちらも遂にオンライン開催となりました。課題はずっと保留になっていた「春の宵」と「菫」です。
*十六夜句会・・・こちらは久びさのリアル句会となるか?!兼題は「落し文」と「籠枕」。どちらも古風で奥床しい響きの季語ですね。
*金星句会・・・有志による裏金星句会も含め、オンライン句会がすっかり定着しました。兼題は「仙人掌の花」、「団扇」です。
*十六夜句会・・・こちらは久びさのリアル句会となるか?!兼題は「落し文」と「籠枕」。どちらも古風で奥床しい響きの季語ですね。
*金星句会・・・有志による裏金星句会も含め、オンライン句会がすっかり定着しました。兼題は「仙人掌の花」、「団扇」です。
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