*瀬戸山美咲作・演出 サンモールスタジオ
昨夏以来二度めのミナモザである。ミナモザ=実際の事件+自分の心さがしという図式がアタマにあって、チラシにあったウェディングドレス姿で椅子に縛られている花嫁と「しゃべり続けなければ殺される」というコピーに、一夫多妻制の新興宗教か、若い女性を次々に誘拐監禁していた事件や、少し前になるが小学生の女の子を拉致して自宅に監禁していた事件などを思い浮かべたが、すべて違っていた。
幕開けから予想を裏切り、このあたりでまとめにはいったかと思わせて、考えもつかなかった終幕にしばし茫然。
この舞台のことは次号の因幡屋通信で詳しく書きたいため、今夜はここまで。
この日は夕方から激しい雨が降り続いたが、終演後そとに出ると雨はやんでおり、夜の新宿御苑近くの町はいっそう静かであった。心の中を言い表せないもどかしさを、むしろ心地よく感じながら駅に向かった。
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