67号後半をお届けいたします。
トピックのリンクは観劇直後のものです。ご参考までに。
大変な状況の中、舞台を届けてくださったこと、ほんとうにありがとうございました。
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大変な状況の中、舞台を届けてくださったこと、ほんとうにありがとうございました。
【秋から冬までのトピック】~因幡屋観劇覚書~
☆9月☆
*演劇集団円・プラスワン企画 内藤裕子作・演出『初萩ノ花』@北とぴあ
2014年の初演が、一部新しいキャストを迎えて瑞々しく蘇った。内藤裕子の作品は、目の前の出来事を生き生きと見せながら、舞台に背を向けて沈黙している人物やその場に居ない人物の思いや表情について想像させ、寄り添わせる。
*演劇集団円・プラスワン企画 内藤裕子作・演出『初萩ノ花』@北とぴあ
2014年の初演が、一部新しいキャストを迎えて瑞々しく蘇った。内藤裕子の作品は、目の前の出来事を生き生きと見せながら、舞台に背を向けて沈黙している人物やその場に居ない人物の思いや表情について想像させ、寄り添わせる。
☆10月☆
*劇団唐組・第65回公演 唐十郎作 久保井研+唐十郎演出『さすらいのジェニー』@下北沢・下北線路街空き地 「紅天幕劇場」状況劇場時代から受け継いだ初代テントの天幕からは夜空が見え、風は吹き込み雨漏りも容赦ない。雨合羽にホッカイロを抱いての観劇は感覚を研ぎ澄ませ、心を熱く燃え立たせる。
*劇団唐組・第65回公演 唐十郎作 久保井研+唐十郎演出『さすらいのジェニー』@下北沢・下北線路街空き地 「紅天幕劇場」状況劇場時代から受け継いだ初代テントの天幕からは夜空が見え、風は吹き込み雨漏りも容赦ない。雨合羽にホッカイロを抱いての観劇は感覚を研ぎ澄ませ、心を熱く燃え立たせる。
☆11月☆
*小西耕一 ひとり芝居第八回公演 『地獄に咲く花』脚本・構成・出演を俳優の小西耕一が一人で担う人気シリーズ3年ぶりの上演。在宅勤務中の共働き夫婦の緩い攻防は、予想外に温かな幸せを予感させる。
*小西耕一 ひとり芝居第八回公演 『地獄に咲く花』脚本・構成・出演を俳優の小西耕一が一人で担う人気シリーズ3年ぶりの上演。在宅勤務中の共働き夫婦の緩い攻防は、予想外に温かな幸せを予感させる。
*劇団唐ゼミ☆第30回特別公演 唐十郎作 中野敦之演出『唐版 風の又三郎』@新宿中央公園 水の広場 特設劇場 穏やかな小春日の昼下がりに始まった物語は、日暮れて足元に冷えが忍び寄るころ、テントを混乱と陶酔の渦に。自衛隊機の爆音のなか、「僕は読者です」という織部の台詞を聞くために、ここまでの3時間があったのだ。
☆12月☆
*劇団印象 第26回公演 鈴木アツト作・演出『エーリヒ・ケストナー-消された名前-』@下北沢駅前劇場 ドイツの詩人・小説家のケストナーがナチス政権に翻弄されながら創作者としてどう生き抜いたかを描く本格的な評伝劇。さまざまな人と出会い、アジア、ヨーロッパにも活動を広げてきた劇作家・鈴木アツトの到達点となり、CoRich舞台芸術アワード!2020で第10位に輝く。
*オペラシアターこんにゃく座 サムイル・マルシャーク原作(湯浅芳子よ訳による)林光台本・作曲 大石哲史演出『森は生きている』@多摩市民館大ホール 劇団の地元川崎での公演をもって、大石演出が最後になる由。俳優が数役を兼ねる構造は、演出の趣向でも座組の都合でもなく、作品の必然性であると思われる。
*演劇集団円✕シアターX提携公演 内藤裕子作・演出『光射ス森』@シアターX 林業を営む一家の今と10年前が交錯する。仕事の現場を丹念に取材し、関わる方々の心象を誠実に聞き取った舞台。観客を信頼する作り手の視点があるから、わかりにくかったり、あいまいなところをさまざまに想像することができる。岸田國士戯曲賞の最終候補作品としてノミネートされたことも嬉しい。
2020年 因幡屋演劇賞
*Triglav 3rd works マグカルシアター参加
ジョン・スタインベック原作 中西良介翻訳 新井ひかる演出
『ハツカネズミと人間』
*東京夜光 MITAKA “Next” Selection 21st
川名幸宏作・演出
『BLACKOUT~くらやみで歩きまわる人々とその周辺~』
*演劇集団円・プラスワン企画
内藤裕子作・演出『初萩ノ花』
*劇団肋骨蜜柑同好会第14回公演
フジタタイセイ作・演出『2020』
*Triglav 3rd works マグカルシアター参加
ジョン・スタインベック原作 中西良介翻訳 新井ひかる演出
『ハツカネズミと人間』
*東京夜光 MITAKA “Next” Selection 21st
川名幸宏作・演出
『BLACKOUT~くらやみで歩きまわる人々とその周辺~』
*演劇集団円・プラスワン企画
内藤裕子作・演出『初萩ノ花』
*劇団肋骨蜜柑同好会第14回公演
フジタタイセイ作・演出『2020』
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