因幡屋ぶろぐ

劇評かわら版「因幡屋通信」主宰
宮本起代子による幸せの観劇記録。
舞台の印象をより的確により豊かに記せますよう・・・

2019年12月の観劇と俳句の予定

2019-12-02 | お知らせ

 今年はいつにも増して、師走の訪れが早く感じられます。まずほぼ観劇確定公演は次の通りです。
*文学座12月アトリエの会 松原俊太郎作 今井朋彦演出『メモリアル』 
 終演後に行われるアトリエ70周年記念プレイベント「岸田國士リーディング&トーク」も充実。
*二兎社公演43 永井愛作・演出『私たちは何も知らない』
 「空気を読まない女たちがマジで議論した『青鞜』編集部の日々」(公演チラシより)。NHK朝の連続テレビ小説『てっぱん』で爽やかな女子大生、同BS『赤ひげ』ではやさぐれた女囚役で驚かされた朝倉あき、同朝ドラ『ひよっこ』で、成績優秀だが仏頂面、「この職場が好きなんだ」と泣き出す豊子の好演が記憶に新しい藤野涼子のお二人の舞台を見るのはこれが初めてだ。
*三越劇場12月 劇団民藝公演 小山祐士作 丹野郁弓演出『泰山木の木の下で』1963年の初演以来、宇野重吉演出、北林谷栄主演によるロングラン上演を重ねてきた劇団の財産演目が、このたび丹野演出そして、日色ともゑのハナ婆さんにて継承される。
*唐十郎作 小林七緒演出『少女都市からの呼び声』
 文化庁委託事業「2019年度次代の文化を創造する新進芸術家育成事業」、日本の演劇人を育てるプロジェクト 新進演劇人育成公演俳優部門。師走のspace早稲田は、昨年の『腰巻お仙 振袖火事の巻』も熱かったが、今年はたぶん、もっと熱いぞ。
*劇団肋骨蜜柑同好会第12回公演 フジタタイセイ作・演出『殊類と成る』1,2,3,4,5,6,7,8,9,10)予約に出遅れてしまった。まだ大丈夫だろうか。
*劇団印象-indian elephant-第25回公演 子どもと一緒に観る演劇シリーズ第3弾 鈴木アツト作・演出『メリークリスマス ハッピーバースデー』 知り合いの若いお母さんにご案内したら、さっそくお友だち親子にもお声がけなさった由。子どもたちと一緒にお芝居を見るのは、ほんとうに幸せな体験です。1,2,3,45,6,7,8,9,10,11,12,13,14,15,16,17,18,19,20,21,22,23,24,25,26
日本新劇俳優協会Festival 2019 アントン・チェーホフ作 大滝寛(文学座)演出『ワーニャ伯父さん』
 ドラマの会の12月例会は、こちらの観劇となりました。大勢で見に参ります。

十二月大歌舞伎 今回は中村児太郎の阿古屋を楽しみに。

 次は未確定公演です。日程的に難しそうですが…。
サイマル演劇団1,2,3島尾敏雄 島尾ミホ原作 赤井康弘構成・演出・美術
『ヤポネシア』板橋ビューネ2019/2020参加作品
*東京乾電池 ウジェーヌ・イヨネスコ作 柄本明演出『授業』
第78回ハートストリングス語りと朗読の会
 南阿佐ヶ谷のコミュニケーションスペース&カフェ「ハートストリングス」で、飲み物と手作りクッキーを味わいながら、太宰治の『カチカチ山』、『たずねびと』を楽しむ会。朗読の名手であり、大道芸を特技とする小高三良が初登場。
*青年劇場 小劇場企画№24 リリアン・ヘルマン作 小池美佐子翻訳 藤井ごう演出『子供の時間』
*MCR『貧乏が顔に出る。』
 何という身もふたもないタイトル…。初演、再演を経た改訂版の上演とのこと…と簡単に書いてしまったが、10年前の作品を上演することに対する作り手の思いなど、複雑なものがありそうだ。

 俳句関連の予定は以下の通りです。
*かさゝぎ俳句勉強会 
 こちらは本日終了、「鴛鴦」(おしどり)、「火鉢」を学びました。
*十六夜句会 「初雪」「都鳥」さて今月の席題は?
*演劇人句会 「賀状書く」「帰り花」詠み込みは(ユウ)
*金星句会 「枯木」「おでん」…「食べ物の季語は美味しそうに詠む」が伊藤伊那男主宰がいつもおっしゃること。食べるのは好きなんだが(笑)。 

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