因幡屋ぶろぐ

劇評かわら版「因幡屋通信」主宰
宮本起代子による幸せの観劇記録。
舞台の印象をより的確により豊かに記せますよう・・・

追加しました!2020年10月の観劇と俳句の予定

2020-10-01 | お知らせ
 公演チラシや新聞劇評などを3か月ごとにファイリングしていますが、2020年も最後の1冊になりました。
★10月4日、以下2本追加いたしました。
☆第1回MSPラボ公演『ロメオ、エンド、ジュリエット』
 MSP(明治大学シェイクスピアプロジェクト)インディーズの名称で活動していた「MSP歌舞伎シリーズ」(昨年5月公演観劇の記事)がMSP本体の別プロジェクトとして新たに始動。無観客・配信にて上演する。
☆Oroche Presents 001 能-BOX ギリシャ悲劇シリーズ『オイディプス王』
 能-BOXを拠点にせんだい卸町アートマルシェ実行委員会が手がける市民参加型創作公演。 くちびるの会主宰の山本タカがギリシャ悲劇に挑む。「テイクアウト<オンラインプログラム> 」として配信も。山本と音楽監督・熊谷太輔のインタヴューは読みごたえあり。

Pityman 山下由脚本・演出『みどりの山』 MITAKA "Next" Selection 21st
 外出自粛中に視聴したPityman5夜連続配信企画『ぜんぶのあさとよるを~ラブ・イズ・オンライン』『ハミング・イン・ウォーター』いずれも瑞々しく新鮮な作品だった。あれから5か月、ようやくPitymanの舞台のリアル観劇が叶いそうである。
唐組・第65回公演『さすらいのジェニー』
 春公演で中止された演目が下北沢の下北線路街空き地にやってくる。しかも唐組の初代テントがお目見得するという。公演チラシには、「雨天決行!換気充分!合羽必須!」のコピーが踊る。劇団からは、「本公演は密閉を避けた野外劇形式。天幕はありますが、横幕がありません」、横幕がないので、「雨の日は濡れてしまいます。合羽をご持参ください」、「板敷が大変汚れる可能性がございます。できるだけ汚れても良い服装で」…と不安と期待が高まるばかり。さあ、どのような格好で?!
十月大歌舞伎
 イベント人数の規制が緩和されたが、松竹は当面客席半数の対策を継続するとのこと。残念だが、正直なところほっとしてる。いつのまにか隣に人がいないことに慣れてしまい、今の感染状況で満席は怖い。「梶原平三誉石切 」は何度か観たことのある演目だが、片岡仁左衛門主演はこれがはじめて。このサイトや新聞などの片岡仁左衛門のインタヴューには7か月ぶりに舞台へ立つ喜びが溢れる。
métro第13回公演(1)谷崎潤一郎✕天願大介『痴人の愛~IDIOTS~』
 2010年の初演から10年。同ユニットの代表作が下北沢のザ・スズナリで蘇る。
名取事務所公演 現代韓国演劇 2作品上演 同事務所公演の観劇記録
 『獣の時間』キム・ミンジョン作 シライケイタ演出 石川樹里翻訳
 『少年Bが住む家』イ・ボラム作 眞鍋卓嗣演出 シム・ヂヨン翻訳
 コロナ禍においての演劇上演にあたり、「それも2本。観客は半分。赤字覚悟(中略)。止まれば倒れますし、意地もあります」(公演案内挨拶より)。いずれも女性劇作家で、少年の心の闇を描いた作品であり、せめて1本でも。
*パラドックス定数が、2018年4月から1年に渡ってシアター風姿花伝で上演した7本をYoutubeで無料配信する由!→ステージナタリーの記事

 今月から一部でリアル句会が始まりますが、わたくしはうーん、もうしばらくはネットとZOOM参加の予定です。
*かさゝぎ俳句勉強会・・・枕詞は「ひさかたの」「ちはやぶる」、季語は「藁塚」。この会はとにかく皆さんの勉強熱心、探求心が強く高く、それに引き上げていただいております。
*十六夜句会・・・10月1日がちょうど十五夜であり、「望の月」、「月見」なども入れる緩やかな兼題と、これは初めての季語「柳散る」、詠み込みは(はま)。
*金星句会・・・「水の秋」「榠樝の実」
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