おかげさまで因幡屋通信最新号の44号が完成し、本日設置先各劇場さん、ギャラリーさんあてに発送いたしました。今号から「シアター風姿花伝」さんに新規で設置していただくことになりまして、この場を借りて厚く(熱く!)御礼申し上げます。
ご理解ご協力、ほんとうにありがとうございました。
さてピンク色の今号は「演劇に自信あり~グリフラの魅力~」と題しましてgreen flowers、通称グリフラの『かっぽれ!~春~』の舞台のことを書かせていただきました。
えびす組劇場見聞録43号は、メンバーがいま社会で起こっているさまざまな問題と演劇について考えました。ビアトリスこと因幡屋は、「観客の仕事~演劇的幸福を求めて~」と題し、劇団民藝の『真夜中の太陽』、『夏・南方のローマンス』の舞台を、ふたりの新人女優平山晴加さんと山田志穂さんを中心に記しました。こちらはブルーです。
劇場のチラシラックにあるのをお見かけになりましたら、ぜひぜひお手にとってくださいませ!上記リンクしてあるのはいずれもブログの記事です。観劇直後のブログと時間を経た通信&見聞録がいかに変化しているか、あるいは迷走しているかをお楽しみいただけるかも・・・。
昨夏大学時代の恩師が紹介してくださった木挽町句会に加えて、この春から伊藤伊那男先生主宰の俳句結社「銀漢俳句会」で、初学者向けに行われている金星句会に参加させていただくようになりました。木挽町はふたつきに一度、二句ですが、金星は毎月、それも五句なので初心者にはなかなか大変です。今月の句会でいろいろご指南していただいたことが咀嚼できないまま、あっというまに次月の締め切りがやってきます。
それに初学者向きの句会とはいえとてもお上手な方ばかりで、知らない季語はあるわ、読めない漢字はあるわ、旧かなづかいには慣れないわで、自分の句をつくる以上に、人さまの句を読み、選ぶこと、なぜその句を選んだのか、逆になぜ選ばなかったのかをよく考えて的確に発表することに苦心惨憺しております。
五月の兼題のひとつは「蜥蜴」でした。手も足も出ません。俳句どころか、冗談にすらならないものを提出するしかなく、あたりまえですが指南役の方にははっきりと指摘され、同人の方には「どうしようもなかったんですよね。でも場が和みましたよ」と慰められ、穴があったら入りたいとはこのことです。
さう、尾の切れし蜥蜴のやうに・・・。
しかしながら俳句に親しむようになって、自分の日常は確実に変わりはじめています。日々のあれこれに少し注意深くなり、考えるようになりました。そして何より、毎日が楽しいのです。不勉強な者を快く受け入れてくださっているふたつの句会の皆さまに感謝しつつ、あせらず凹まず続けてみます。
因幡屋通信のお知らせとともに、近況のご報告となりました。皆みなさま、これからもどうかよろしくお願いいたします。
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