因幡屋ぶろぐ

劇評かわら版「因幡屋通信」主宰
宮本起代子による幸せの観劇記録。
舞台の印象をより的確により豊かに記せますよう・・・

新規設置先:アトリエセンティオ&アトリエS-pace

2009-05-30 | お知らせ
 因幡屋通信とえびす組劇場見聞録の新規設置先をお知らせいたします。
アトリエセンティオ(atelier SENTIO)池袋から東武東上線でひと駅、都会の喧騒が嘘のように静かな住宅街にあります。初めて足を運んだのは2007年晩秋、風琴工房主宰「おおむね、」公演『ユダの食卓』でした。昨年夏と先週はshelf公演『ちいさなエイヨルフ』を堪能。入り口で靴を脱ぎ、薄縁や座布団をしいた客席でリラックスしつつ、俳優さんはすぐ目の前。繰り広げられる母と息子の危険な愛や夫婦の愛憎劇は観客に逃げ場を作りません。濃厚で手応えのある演劇経験のできる空間です。ただいまSENTIVAL!2009真っ最中です。
アトリエS-pace こちらはまだ伺ったことがないのですが、えびす組劇場見聞録に掲載した『アチャコ』の大阪公演が7月に行われます。こまばアゴラ劇場で拝見したときは、舞台で起こっていることを充分に受け止められず、笑うリアクションまで辿り着けないで茫然としてしまいましたが、違う空間での上演がどのような風を起こすのか楽しみです。
 いずれの劇場も設置の依頼に快く応じてくださいました。またあいだに入ってお骨折りいただいた方々にも、この場をお借りして厚く(熱く!)御礼申し上げます。ご理解ご協力まことにありがとうございました。開演前に手に取ってくださった方には、これからみる舞台へのよい助走となるように、終演後の帰り道で読んでくださる方には、観劇後の気持ちを大事に、次の新しい舞台に更なる楽しみをみつけていただけるように、そんな読み物にしたいと思っております。どうかよろしくお願いいたします。
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 青年団リンク 二騎の会『一... | トップ | 因幡屋6月の課題 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

お知らせ」カテゴリの最新記事