今年もあと3カ月になりました。まずは観劇予定から。
*板橋ビューネ2017より
・劇団7度 谷崎潤一郎原作 伊藤全記構成・演出『お國と五平』(1,2,3,4)
谷崎は24篇の戯曲を執筆しており、なかでも本作は上演回数がもっとも多いとのこと。「潤一郎ラビリンスXVI 戯曲傑作集」(中公文庫)に収録あり、歌舞伎の上演記録を調べるには、歌舞伎 on the webの「歌舞伎公演データベース」が大変便利です。最近では2009年の八月納涼歌舞伎で上演されており、演出は福田逸。
*日本のラジオ(1,2,3,4,5,6,7,8,9)
屋代秀樹作・演出 『カーテン』MITAKA“NeXT”Selection 18th参加作品
公演チラシには「某国における独立派武装勢力による国立劇場占拠事件」の文言があり、それがモチーフかと思うと、「夢と死と生活と暴力にまつわる ひとごとのお話」とあり、見る前からすでに翻弄されている。折しも米国ラスベガスの銃撃事件が世界を震撼させている。
*劇団1980公演vol.66 深沢七郎原作 関矢幸雄構成・演出
『素劇 楢山節考』「素劇」をネットで検索すると、最初に出てくるのは「そげき」であり、俳優ではない文化人によって演じられる素人芝居を指すとのことだが、劇団1980はこれまでも多くの「素劇」(すげき)を上演しており、今回は阿部壽美子(1,2)が出演する。
*唐組第60回公演 唐十郎作 久保井研+唐十郎演出『動物園が消える日』 (1,2,3,4,5)
猿楽通り特設紅テントで初日の幕を開ける。
*文学座創立80周年記念 別役実作 鵜山仁演出『鼻』
俳句関連は以下の通りです。週末に「板橋の秘境をめぐる」吟行が予定されているのですが、予報ではあいにくのお天気らしく心配です。
*かさゝぎ俳句勉強会「雁」「蘆刈」(あしかり)「重陽」
月曜に開催されましたが、いつにも増して充実しておりました。この気持ちが冷めないうちに課題を書きはじめましょう。
*十六夜句会 まさに十六夜の明日開催されます。だから兼題のひとつはずばり「十六夜」、もうひとつは「色鳥」。
*本部句会 「稲雀」「秋思」
*演劇人句会「葡萄」「暮の秋」
*金星句会「芦」「秋時雨」
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