因幡屋ぶろぐ

劇評かわら版「因幡屋通信」主宰
宮本起代子による幸せの観劇記録。
舞台の印象をより的確により豊かに記せますよう・・・

2021年8月の気になる舞台と俳句の予定

2021-08-01 | お知らせ
 予想通りというか予想以上の爆発的感染拡大と、オリンピックでの日本選手の活躍を伝える報道が一気に押し寄せて、これはまことに心身に悪い。
劇団普通『病室』MITAKA “Next” Selection 22nd12
 すでに開幕している。千秋楽にようやく。
劇団東京乾電池 二本立て公演
  「ホクロ・ソーセーヂ」は別役実の幻の処女戯曲。つまりこの公演が初演となる。岸田國士「ヂアロオグ・プランタニエ」は2015年1月の同劇団・月末劇場と、同じ年の12月、えうれか第二回公演で観劇した演目だ。下北沢の劇団アトリエに前回行ったのも猛暑の季節。ベンガルと亡くなった角替和枝の二人芝居だった。ええっ、もう9年も前なのか…。
八月花形歌舞伎
 第一部「加賀見山岩藤」で六役を早変わりで演じる予定だった市川猿之助がコロナに感染。代役を担う坂東巳之助がんばれ、がんばれ、がんばれ!
ティーファクトリー『4』
 2012年のシアタートラムの初演『4 four』(白井晃演出)観劇の印象は、劇場の形態が大きく変えられていたこと、その劇場の空気にからだぜんたいが捉えられたという強烈な感覚である。その後翻訳され、世界各国で上演されている作品を、このたびは川村自身が演出する。

 これは日程的に観劇が難しく、それだけにとても残念な公演です。
交響朗読劇『空のハモニカ』
 詩人の金子みすゞの生涯を描いた長田育恵(てがみ座)の傑作戯曲(初演/2011年9月、再演/2013年8月)を、みすゞ役の石村みかが自主企画として朗読公演を行うというもの。厳しい状況から「朗読劇」という形を採ったとのことだが、演出の扇田拓也、音楽の阿部海太郎、共演陣も初演からのメンバーに加えて初参加の俳優もあり、心のこもった舞台になりそうだ・・・ああ、横浜のテアトルフォンテに行きたいなあ。おっと、「応援サイト」がありますぞ。

 俳句の予定は以下の通り。
*かさゝぎ俳句勉強会・・・枕詞は担当者待ち。季語は「花野」だが、あっ、一句鑑賞の締め切りが明日だった。
*十六夜句会・・・「葦簀」(よしず)、「酔芙蓉」職場の近くに見事に咲いた一木があり、ずっと酔芙蓉だと思っていたら「木槿」(むくげ)でした。
*金星句会・・・「踊」「葉月」
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