今月は盛りだくさんで忙しくなりそうです。心身守られ、一つひとつの舞台を大切に受け止めることができますように。
*劇団フライングステージ第45回公演 関根信一作・演出『アイタクテとナリタクテ 子どもと大人のフライングステージ』(1,2,3,4,5,6,7,8,9,10,11,12,13,14,15,16,17,18,19,20,21,22 )10月23日に早稲田どらま館でリーディング公演&トークセッションが行われており、劇団うりんこに書き下ろした『わたしとわたし、ぼくとぼく』に続く、子どものためのLGBT作品。
*ドナルカ・パッカーン公演『女の一生』
あの森本薫の、あの文学座の『女の一生』(昨年の公演含めこれまで見た本作のリンクあり)を、それも「戦時下の国策プロパガンダ組織である日本文学報国会による委嘱作品」としての初稿版を通して、「現在のニッポンの姿をあぶり出す」意欲的な試み。演出は川口典成。
*第16回明治大学シェイクスピアプロジェクト(MSP)『ローマ英雄伝』(1,2,3,4)
今年も11月はMSP。第一部『ジュリアス・シーザー』、第二部『アントニーとクレオパトラ』の長編構成。9月観劇の『ローマとんでも英雄伝―もうひとつのローマ英雄伝―』も記憶に新しく。
*吉例顔見世大歌舞伎 夜の部の松本幸四郎、市川染五郎父子の『連獅子』が楽しみ…というか、嬉しい!
*新国立劇場シリーズ「ことぜん」第二弾
デイヴィッド・グレッグ作 谷岡健彦翻訳 瀬戸山美咲演出『あの出来事』(演出にあたってのインタヴュー記事)
公演期間中に、東京工業大学リベラルアーツ研究教育院主催シンポジウム2019『あの出来事』を語る―新国立劇場上演作品をめぐるトーク―あり。瀬戸山美咲作品(演出のみ含め)観劇の記録→(1,2,3,4,5,6,7,8,9,10,11,12,13,14,15,16,17,18,19,20,21,22 ,23、24,25,26,27,28,29)
*SPIRAL M00N the 41st session
土屋理敬作 秋葉舞滝子演出『栗原課長の秘密基地』 2003年上演の演劇集団円による舞台は、今でも心に残っている。十数年ぶりの再会だ。
*劇団東演創立60周年記念公演№157
堀川惠子原作「戦禍に生きた演劇人たち 演出家・八田元夫と『桜隊』の悲劇」シライケイタ脚本 松本祐子演出『獅子の見た夢』世は戦争一色。自由は奪われ、検束の危険を冒しながら、それでも芝居を続けようとした新劇人たちがいた。堀川惠子の原作は、読みながら前のめりになってしまうほど力強い。どんな舞台になるのか。
*演劇集団プラチナネクスト第20回公演 加納朋之(文学座)作・演出『居心』(いごころ)この夏の『サクラノソノ』を上演した演劇集団「シックスセンス」の母体となるユニットがプラチナネクスト。「振り込め詐欺撲滅大会」で披露した寸劇をきっかけに、本格的な演劇に取り組むことになったシニア世代を描くとのこと。
俳句の兼題は以下の通り。
*かさゝぎ俳句勉強会 今月から取り上げる季語はふたつになります。「短日」「鷹」
*十六夜句会「菊括る」「茸」
*演劇人句会「短日」「小春」詠み込み(モリ)
*金星句会「北風」「水鳥」
11月9日からはじまる神保町シアターの「没後50年 成瀬巳喜男の世界」も見逃せない。
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