伊奈特別支援学校ブログ

茨城県立伊奈特別支援学校の公式ブログです。
子どもたちの元気な様子をお届けいたします。

教師の手元を分かりやすく見せる工夫(中学部実践例の紹介)

2020-07-22 18:34:29 | サポートセンターより

自立活動の時間に,両手を使って蝶結びの学習をしているところです。
 「書画カメラ」をテレビに接続して,教師の手元を大きく映しています。事前に動画を作成して,それを見せるという手立てもありますが,生徒のつまずいている部分に巻き戻したりスローにしたりする手間がかかります。この方法であれば,生徒の実態や習得度に応じて,ポイントを伝えながら繰り返し指導ができます。
 また,従来であれば,教師が生徒の手を取って指導することもありました。しかし,感染症対策のため密接した状況を避ける必要がありますので,そういった点でも有効な手立てとなっています。
 生徒も「ここから先のやり方をもう一度見せてください」と意欲的に取り組んでいます。