夢と希望と笑いと涙の英語塾

INDECという名の東京高田馬場にある英語塾で繰り広げられる笑いと涙の物語
新入会員募集中!

井山五冠、天元防衛を果たし、7大タイトル史上最高の43期に

2018年12月20日 04時49分56秒 | 囲碁

凄い、凄い!29歳という若さで、天才・趙治勲名誉名人の記録を破るとは……。信じられない快挙です。

**********

井山5冠、タイトル獲得史上最多に=囲碁・天元戦4連覇

 囲碁の井山裕太5冠(29)=棋聖、本因坊、王座、天元、十段=に、山下敬吾九段(40)が挑む第44期天元戦5番勝負最終局が19日、徳島市で打たれ、白番の井山が188手で中押し勝ちし、3勝2敗で4連覇を果たした。井山は7大タイトルの通算獲得数を43期に伸ばし、歴代単独1位となった。

 井山は13日の王座戦最終局で一力遼八段(21)を下してタイトルを防衛し、趙治勲名誉名人(62)が持っていた通算42期の最多記録に並んでいた

 井山は昨年10月、前人未到の2度目の7冠(7大タイトル同時制覇)を達成。今年2月に国民栄誉賞を受けた。今年度は碁聖と名人を失い、5冠に後退した。

井山五冠、囲碁七大タイトルで新記録 歴代最多の43期

井山五冠、囲碁七大タイトルで新記録 歴代最多の43期

井山裕太五冠

(朝日新聞)

 囲碁の井山裕太五冠(29)が19日、徳島市であった第44期天元戦五番勝負(新聞三社連合主催)の最終第5局で山下敬吾九段(40)を破り、通算3勝2敗でタイトルを防衛した。これにより、囲碁七大タイトルの通算獲得数を歴代最多の43期とし、趙治勲名誉名人(62)の42期を11年ぶりに塗り替えた

 井山の各タイトルの獲得数は名人6、棋聖6、本因坊7、王座6、天元7、碁聖6、十段5趙は50歳で42期に至ったが、井山は29歳でこれを上回った。(大出公二)

井山5冠、通算43期達成 天元防衛で新記録

井山5冠、通算43期達成 天元防衛で新記録

天元防衛を果たし、7大タイトル獲得数の新記録を達成した井山裕太5冠=徳島市で2018年12月19日17時57分、最上聡撮影

(毎日新聞)

 囲碁の第44期天元戦五番勝負(新聞三社連合主催)の第5局が19日、徳島市で打たれ、井山裕太天元(29)が挑戦者の山下敬吾九段(40)に188手で白番中押し勝ちし、3勝2敗でタイトルを防衛した。井山は5冠を維持し、7大タイトル獲得を通算43期として、二十五世本因坊治勲(62)=趙治勲九段=の記録を上回り、歴代単独1位となった。

 井山は2009年、史上最年少の20歳4カ月で初の7大タイトル、名人を獲得16年と17年、2度の全7冠制覇を達成するなど、治勲が初タイトル獲得から30年で積み上げた記録を、9年という驚異的な早さで塗り替えた。タイトル別獲得数は本因坊7、棋聖6、名人6、王座6、天元7、碁聖6、十段5。【最上聡】

囲碁 井山裕太天元がタイトル獲得43期の新記録

囲碁 井山裕太天元がタイトル獲得43期の新記録

七大タイトル通算獲得数「43期」の新記録を達成し、記者の質問に答える井山裕太天元=19日午後、徳島市の徳島グランヴィリオホテル

(神戸新聞)

 囲碁の第44期天元戦5番勝負(神戸新聞社主催)の第5局が19日、徳島市の徳島グランヴィリオホテルで打たれ、午後5時29分、白番の井山裕太天元(29)=棋聖、本因坊、王座、十段=が188手で、挑戦者の山下敬吾九段(40)に中押し勝ちし、3勝2敗で防衛、通算7期目となる4連覇を決めた。これで七大タイトル通算獲得数を「43期」に伸ばし、初タイトルからわずか10年目で新記録を達成した。(溝田幸弘)

 井山天元は今月13日にあった王座戦第5局で王座を防衛し、七大タイトル獲得数は趙治勲名誉名人(62)と並ぶ「42期」となり、わずか6日で単独1位に立った。

 昨年10月に2度目の全七冠独占を果たした井山天元。今年前半も好調を維持してタイトルを次々に守ってきたが、8月以降に碁聖と名人を立て続けに失冠し、5冠に後退した。王座、天元戦の両5番勝負も2勝2敗となっていたが、どちらも防衛に成功した。

 今回の天元防衛によって、自身が持つ天元獲得の最多記録を「7期」に伸ばした

【井山裕太天元の話】趙治勲先生の記録は目標というには遠すぎて、同じような所まで来られたのは大きな励み。自分でも信じられないペースだが、そういうことを意識してこなかったから、ここまで来られたのかなと思う

【いやま・ゆうた】1989年、大阪府東大阪市生まれ。石井邦生九段門下、2002年プロ入り。09年、20歳で初タイトルの名人を獲得。16年4月と昨年10月の2度、全七冠独占を果たした。七大タイトル通算獲得数の内訳は棋聖6、名人6、本因坊7、王座6、天元7、碁聖6、十段5。今年2月には、囲碁界初の国民栄誉賞に輝いた。

**********

ファンとしてはうれしい限りです。これで、新年早々から始まる棋聖戦へ弾みがつきました。何せ挑戦者は、今回打ち破った山下敬吾九段なのですから。

それにしても、碁聖・名人と連続してタイトルを失って、王座戦・天元戦と最終局に持ち込まれたときには、万事休すとおもわれたのに、このリカバリー。感心するしかありません。井山五冠に、改めて脱帽です。

井山五冠、しばらくゆっくり休んで今年の疲れを癒し、よい年をお迎えください。


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 『富嶽三十六景』をモチーフ... | トップ | ああ、中村吉右衛門の『増補... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

囲碁」カテゴリの最新記事