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仏: 仕事中の喫煙は職場放棄?

2007年02月21日 09時03分49秒 | 離煙ニュース: 海外編
オフィスの中でも外でも困った人たちです、愛煙家の皆さんは。

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ビル玄関に吸い殻の山、オフィス全面禁煙化で悩み 仏(朝日新聞) - goo ニュース

2007年2月20日(火)18:21

 2月からオフィスが全面禁煙になったフランスで、新たな悩みが持ち上がっている。仕事の合間に屋外で一服した後の吸い殻の投げ捨てだ。パリ市は玄関前が吸い殻ゴミで汚れている企業からの罰金徴収を検討中。屋外での喫煙時間が勤務に含まれるかどうかをめぐって、愛煙家と嫌煙家の静かな対立も広がっている。

 オフィス禁煙化に先立ちパリ市は、ビル玄関に灰皿を設置するよう呼びかけたが、応じた企業はごく一部。業を煮やした市当局は、吸い殻1本あたり38ユーロ(6000円)の罰金を科す行政命令を出す準備をした。

 だが経営者団体からは「複数の企業が入居するビルでは、どうやって罰金を負担するのか」と効果を疑問視する声も。仏メディアによると、当のドラノエ市長が愛煙家で、命令への署名をためらっているという。

 屋外で一服する時間が勤務の一環にあたるかどうかも論議の的。喫煙中も「仕事のアイデアは巡らせられる」として勤務時間に含めた判例が過去にはあるが、公式の見解はない。

 企業からは「一服のたびに外に出られると、週35時間制で短い労働時間がますます減る」との悲鳴も。勤務中の一服は職場放棄だとして処分対象にした役所もある。パリジャン紙は「たばこを吸わない同僚から白い目で見られる」とぼやく愛煙家の声を伝えた。

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吸殻のポイ捨てに関して言えば、灰皿設置とモラルの向上でずいぶん改善されると思います。ですが、深刻なのはタバコを吸うために席を頻繁に離れられること。

用足しや病気等の理由以外で、頻繁に職場を離れるというのは、どう見ても職場放棄としか見えません。タバコを吸わない人から見れば、スモーカーの行動は理不尽そのものです。

ゆえに、オーストラリアでは、うろ覚えですいませんが、仕事中に喫煙のために席を外す社員は、残業しなければならないという規則ができていたはずです。

フランスもそういうことを考える時なのかもしれません。でも、そこまでして喫煙にこだわる気持ちも、もはやよく分からなくなっているのですが。

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