怖い話です。ロシアがソ連に逆戻りしているかのようです。
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反プーチン記者暗殺 言論の自由弾圧の嵐(産経新聞) - goo ニュース
2006年10月9日(月)03:37
【モスクワ=内藤泰朗】ロシアのプーチン政権批判の急先鋒(せんぽう)だった同国の著名ジャーナリスト、アンナ・ポリトコフスカヤさん(48)が7日夕、モスクワ中心部の自宅アパートのエレベーター内で射殺された。ロシアではジャーナリストの暗殺が相次いでおり、「言論の自由への圧力」が高まっている。
報道によると、ポリトコフスカヤさんは頭などに2発の銃撃を受けて死んでおり、アパートの隣人が見つけ、警察に通報した。遺体のそばに犯行に使われたとみられる拳銃(けんじゅう)と銃弾4発が落ちていた。
ポリトコフスカヤさんは、プーチン政権による人権抑圧やチェチェン紛争の内情を暴いたことで国際的に高い評価を得て、世界の数々の賞を受賞しているが、事件のあった7日は彼女が批判してきたプーチン大統領の54歳の誕生日だった。
ポリトコフスカヤさんが評論員を務めたノーバヤ・ガゼータ紙のヤロシェフスキー副編集長は7日、「アンナの報道姿勢以外に暗殺の動機は考えられない」と述べた。同紙の共同経営者の1人であるゴルバチョフ元ソ連大統領は「凶暴なる犯罪だ」と断定し、「(暗殺は)民主的で、自由な報道への打撃となった。それは、ロシア、そして国民に対する深刻なる犯罪だ」と述べた。
ポリトコフスカヤさんは、チェチェン共和国における拷問の実態をまとめた記事を、9日付のノーバヤ・ガゼータ紙に掲載する予定で取材、執筆活動をしていた。
330人以上の児童・生徒らが死亡した一昨年の北オセチア・ベスラン学校占拠人質事件では、チェチェン独立派のスポークスマン、ザカーエフ氏らと連絡をとり、空路、北オセチアに向かう途中、突如食中毒状態に陥り一時重体となったことから、機内で毒物を盛られた可能性が指摘されている。また、チェチェンで逮捕された際は、保安当局から「反ロシア的な執筆活動」を停止しなければ殺すなどと脅迫を受けていたという。
米非営利団体「ジャーナリスト保護委員会」によると、ロシアでは一昨年、米フォーブス誌ロシア版の編集長だった米国人のフレブニコフ氏が射殺されるなど、2000年以降、少なくとも12人のジャーナリストが暗殺された。
一方でプーチン政権は、反政権的なメディアの国有化を進めるなど報道統制を強化。すでに一部の新聞を除き、ほとんどが親政権的となっており、ロシアの言論の自由は、風前のともしびとなっている。
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空前の好景気に支えられているロシアですが、一皮剥くとその実態はこのようなものなのかもしれません。
事実、ロシア国内の自殺者は以下の記事が示すように非常に多いのです。
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ロシアは世界2位の「自殺大国」=毎年6万人が命絶つ(時事通信) - goo ニュース
2006年10月6日(金)03:49
【モスクワ5日】ロシアの研究機関は5日までに、同国では毎年平均で約6万人が自殺しており、自殺率でみると、バルト3国の一つのリトアニアに次ぎ世界で第2位の「自殺大国」であると明らかにした。リアノーボスチ通信が伝えた。
社会法律精神医学センターのタチアナ・セルプスカヤ所長が語ったところによると、過去12年間の平均では、ロシアでは毎年約6万人が自ら命を絶っており、その20%は深刻な精神疾患を抱えているという。
同所長によれば、最も自殺率が高いのは45―55歳と若者。身体にかかわる問題、社会の激変、インフレ、家族内のもめ事や離婚・孤独に伴うストレスが自殺の主な原因だとしている。〔AFP=時事〕
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こうした不安な要素を抱えているのが、隣国ロシアです。注意しておく必要があります。
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反プーチン記者暗殺 言論の自由弾圧の嵐(産経新聞) - goo ニュース
2006年10月9日(月)03:37
【モスクワ=内藤泰朗】ロシアのプーチン政権批判の急先鋒(せんぽう)だった同国の著名ジャーナリスト、アンナ・ポリトコフスカヤさん(48)が7日夕、モスクワ中心部の自宅アパートのエレベーター内で射殺された。ロシアではジャーナリストの暗殺が相次いでおり、「言論の自由への圧力」が高まっている。
報道によると、ポリトコフスカヤさんは頭などに2発の銃撃を受けて死んでおり、アパートの隣人が見つけ、警察に通報した。遺体のそばに犯行に使われたとみられる拳銃(けんじゅう)と銃弾4発が落ちていた。
ポリトコフスカヤさんは、プーチン政権による人権抑圧やチェチェン紛争の内情を暴いたことで国際的に高い評価を得て、世界の数々の賞を受賞しているが、事件のあった7日は彼女が批判してきたプーチン大統領の54歳の誕生日だった。
ポリトコフスカヤさんが評論員を務めたノーバヤ・ガゼータ紙のヤロシェフスキー副編集長は7日、「アンナの報道姿勢以外に暗殺の動機は考えられない」と述べた。同紙の共同経営者の1人であるゴルバチョフ元ソ連大統領は「凶暴なる犯罪だ」と断定し、「(暗殺は)民主的で、自由な報道への打撃となった。それは、ロシア、そして国民に対する深刻なる犯罪だ」と述べた。
ポリトコフスカヤさんは、チェチェン共和国における拷問の実態をまとめた記事を、9日付のノーバヤ・ガゼータ紙に掲載する予定で取材、執筆活動をしていた。
330人以上の児童・生徒らが死亡した一昨年の北オセチア・ベスラン学校占拠人質事件では、チェチェン独立派のスポークスマン、ザカーエフ氏らと連絡をとり、空路、北オセチアに向かう途中、突如食中毒状態に陥り一時重体となったことから、機内で毒物を盛られた可能性が指摘されている。また、チェチェンで逮捕された際は、保安当局から「反ロシア的な執筆活動」を停止しなければ殺すなどと脅迫を受けていたという。
米非営利団体「ジャーナリスト保護委員会」によると、ロシアでは一昨年、米フォーブス誌ロシア版の編集長だった米国人のフレブニコフ氏が射殺されるなど、2000年以降、少なくとも12人のジャーナリストが暗殺された。
一方でプーチン政権は、反政権的なメディアの国有化を進めるなど報道統制を強化。すでに一部の新聞を除き、ほとんどが親政権的となっており、ロシアの言論の自由は、風前のともしびとなっている。
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空前の好景気に支えられているロシアですが、一皮剥くとその実態はこのようなものなのかもしれません。
事実、ロシア国内の自殺者は以下の記事が示すように非常に多いのです。
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ロシアは世界2位の「自殺大国」=毎年6万人が命絶つ(時事通信) - goo ニュース
2006年10月6日(金)03:49
【モスクワ5日】ロシアの研究機関は5日までに、同国では毎年平均で約6万人が自殺しており、自殺率でみると、バルト3国の一つのリトアニアに次ぎ世界で第2位の「自殺大国」であると明らかにした。リアノーボスチ通信が伝えた。
社会法律精神医学センターのタチアナ・セルプスカヤ所長が語ったところによると、過去12年間の平均では、ロシアでは毎年約6万人が自ら命を絶っており、その20%は深刻な精神疾患を抱えているという。
同所長によれば、最も自殺率が高いのは45―55歳と若者。身体にかかわる問題、社会の激変、インフレ、家族内のもめ事や離婚・孤独に伴うストレスが自殺の主な原因だとしている。〔AFP=時事〕
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こうした不安な要素を抱えているのが、隣国ロシアです。注意しておく必要があります。
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