花粉の飛散量を測定している日本気象協会は6日、東京都心で3月中に計測されたヒノキ花粉の量が昨シーズンの同月と比べ43・6倍にのぼったことを明らかにした。スギ花粉と合わせて昨シーズンの総飛散量の2・2倍に上り、今後も増えると予想されるという。

 同協会はスライドガラスに付着した1平方センチ当たりの花粉の個数を計測し、その日の飛散量として発表している。東京都千代田区大手町で3月に測定されたヒノキ花粉の飛散量は計2878個で、昨年3月の計66個を大幅に超えた。

 2月から飛散が始まったスギ花粉も加えると3月末までの飛散量は計7252個で、昨年のシーズンを通した総飛散量計3219個も超えた。今年は昨年よりも飛散量が多く、水戸市の観測でも同様の傾向だった。

 同協会の担当者は「3月下旬の東京は気温が高く、降水が少ないため、早い時期から大量に飛散していると考えられる。まだ数は増えていくので注意してもらいたい」としている。

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当英語塾INDECの会員諸君も、昨年以上に花粉症で苦しんでいます。貧乏英語塾長が花粉症でないものですからピンと来なかったのですが、この記事を読んだら、そのつらさが想像できるようになりました。

実際、ヒノキにアレルギーがあったら、たまったものではありません。昨年の44倍なのですから。

しかも、まだ飛散量が増えるといいます。花粉症のみなさんは、十分に体調管理を行ってもらえるようにと願う次第です。