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オバマ氏、現職大統領として史上初の広島訪問へ

2016年05月11日 06時30分49秒 | 時事放談: 海外編

とうとう米大統領が広島を訪れる時代になりましたか。

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オバマ氏、27日に広島訪問 現職の米大統領で初

 オバマ米大統領は10日、5月下旬の主要7カ国(G7)首脳会議(伊勢志摩サミット)出席のため訪日した際、広島を訪問する方針を決めた。日米両国政府が発表した。71年前の原爆投下以降、現職の米大統領が広島を訪れるのは初めて。平和記念公園の原爆死没者慰霊碑に献花し、2009年のプラハ演説で自らが提唱した「核なき世界」の理念を改めて広島から世界に発信する方針だ。

 オバマ氏は26日から開かれるサミット終了後の27日に、広島を訪れる。米ホワイトハウスは10日、「オバマ大統領が、安倍首相と一緒に歴史的な広島訪問をする」と明らかにした。安倍首相も10日夜、首相官邸で記者団に「オバマ大統領と共に広島を訪問することを決定した。訪問を心から歓迎する」と述べた。米国内への影響などの諸情勢を慎重に検討した結果、決定が訪日直前までずれ込んだ。

 ローズ大統領副補佐官は10日朝、オバマ氏の広島訪問の意義について、「大統領は広島で『核なき世界』の理念のもとで平和と安全を追求するという米国の考え方を再確認する」とウェブ上のブログで明らかにした。原爆投下の決断について再評価はしないとしつつ、「大統領の(広島)訪問は戦時中に亡くなったすべての無実の人々に敬意を表する機会となる」とも述べた。

オバマ氏、27日広島訪問=現職米大統領で初―安倍首相も同行・日米両政府発表

 【ワシントン時事】米ホワイトハウスは10日、オバマ大統領が5月の主要国首脳会議(伊勢志摩サミット)閉幕後の27日、安倍晋三首相と共に広島を訪問すると発表した。オバマ氏は現職米大統領として初めて被爆地を訪れ、自身が唱えてきた「核兵器なき世界」への取り組みの重要性を訴える。

 広島、長崎への原爆投下がもたらした悲劇と向き合うよう米大統領に求めてきた被爆者にとって、長年の願いがかなう歴史的訪問となる。オバマ氏は任期中最後の訪日となる可能性が高く、広島訪問をレガシー(遺産)の一つにしたい考えだ。

 日本政府も10日夜発表。これを受け安倍首相は記者団に対し、大統領の広島訪問について「全ての犠牲者を日米で追悼する機会とする」と述べ、「被爆地から核兵器のない世界への決意を発信することこそ次の世代に意義がある」と強調した。

 発表によると、大統領は22〜27日の日程でベトナムと日本を訪問し、26、27両日開かれるサミットに出席する。その際、日米首脳会談も行われる。

 大統領はサミット閉幕後に空路で広島入りし、広島平和記念公園を訪問、原爆死没者慰霊碑に献花する。ローズ大統領副補佐官はインターネット上で「大統領は原爆投下の是非を述べない。訪問は第2次世界大戦で犠牲になった全ての罪なき人々を追悼する機会となる」と語った。 

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無辜の民間人を地獄の火で燃やし尽くした米軍の国際法違反は、戦争犯罪そのものです。しかし、それをオバマ氏が謝罪するはずもありません。何かといえば、謝る日本の政治家のほうが、どうかしています。それよりも戦後71年目にして、時代がひとつ前に進んだことを実感すべきでしょう。

とはいえ、中国・ロシアという巨大核兵器保有国がすぐ近くにあり、北朝鮮というならず者国家が核を保有していると声高に叫ぶ今日、オバマ氏の広島訪問が核兵器なき世界につながらないのが残念です。

この責任の多くがアメリカにあることは、いうまでもないことではあります。


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