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復興大臣が決まりはしたが……

2011年06月25日 09時40分06秒 | 時事放談: 国内編

いやはや辞めると言った首相が、新しい大臣を決めると言ってもねえ……。何ができるんでしょう。

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松本氏、一度は復興相固辞…選択肢少ない首相(読売新聞) - goo ニュース

2011年6月25日(土)08:50

 震災復興の司令塔役となる復興相の人事は、職務の継続性を重視する理由から、松本防災相の起用が固まった。

 国民新党の亀井代表は、大幅な内閣改造を通じて復興相を決めるよう菅首相に進言したが、首相はいったんは固辞した松本氏の横滑りにとどめ、閣僚の入れ替えには踏み切らなかった。退陣を表明した首相としては、選択肢はそう多くなかったというのが実情だった。

 「松本って、誰だ!」。松本氏の起用を首相から伝えられた亀井氏は24日、周囲に不快感を隠さなかった。

 閣内の新たな目玉ポストとなる復興相の人事をどう取り扱うか、首相は直前まで胸のうちを明かさなかった。本格改造で決めようとすれば「辞める首相がなぜ大がかりな人事を行うのか」と、党内の強い反発を招くのは必至だ。だが、閣僚の横滑りだけで終わらせれば、弱体化した政権基盤の立て直しにはつながらない。首相は判断に悩むところだったとみられるが、横滑り案は割合に早くから念頭にあったようだ。

 24日午前の閣議後に首相官邸で松本氏から就任の了承を取り付けた首相は、実は2週間前にも松本氏に打診していた。関係者によると、松本氏は、民主党内で6月中の退陣要求が広がっていたこの時点では、「退陣時期によっては仕事が中途半端になる」と考え、断ったのだという。

復興相に松本氏、内幕は 選択肢なく…進む「菅離れ」(産経新聞) - goo ニュース

2011年6月25日(土)08:00

 菅直人首相が復興対策担当相に松本龍氏を充てたことについて、政府・民主党は「政策の継続性」を強調するが、建前にすぎない。実際には退陣問題で孤立を深め大幅な内閣改造に踏み切る余力がなくなったうえ、一時本命視された仙谷由人官房副長官や名前が取り沙汰された玄葉光一郎国家戦略担当相(政調会長)と対立し、松本氏以外に選択肢がなくなった。首相の求心力低下を浮き彫りにしたといえる。

 玄葉氏は24日の記者会見で自らの就任を否定、首相を突き放した。

 「私が政調会長、国家戦略担当相を兼ね、さらにということは考えられない。退陣表明をした以上、首相や枝野幸男官房長官が兼任するのが一つの考え方だ」

 被災地・福島選出の玄葉氏は本格的復興のための平成23年度第3次補正予算案への野党側の協力を得るため、首相に早期退陣を促してきた。会見でも「首相は地位に恋々とする方ではないと信じているし、信じたい」と語った。

 首相は23日夜に国民新党の亀井静香代表から大幅な内閣改造を進言された際には「しかと検討する」と応じた。だが、党内は首相が大幅改造をすることには冷ややかだった。

 安住淳国対委員長は24日、首相に「大事なキーワードは継続性だ」と大幅改造は困難と進言。その後の会見でも「今から閣僚を選任すれば(延長会期の)70日間は刻々と過ぎる」と語った。閣内からも「大幅改造で作業停滞があってはならない」(中野寛成国家公安委員長)との声が出た。

 当初、首相は縦割り行政を打破し、遅れが目立つ仮設住宅建設やがれき処理を早めるには“腕力”が求められるとして、担当相に仙谷氏の起用を検討した。被災者生活支援特別対策本部長は松本氏だったが、実質的には仙谷氏が仕切り役を務めていたからだ。

 しかし「月内退陣論」を主導してきた仙谷氏と首相の間はすっかり冷え切っていた。政権延命に向けて必死の首相に対し、民主党内の離反は加速している。

 輿石東(こしいし・あずま)参院議員会長、樽床伸二元国対委員長、松本剛明外相、細野豪志首相補佐官、高嶋良充元参院幹事長らが23日夜に都内で会食し、8月31日までの会期中に首相は退陣すべきだとの認識で一致した。

 「(8月中旬の)お盆を過ぎても菅さんが首相をやっていたら、解散してしまうぞ。それは避けないといけない」

 ある出席者がこう訴えると、みなうなずいた。

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こういう状況下で、産経の阿比留記者がまたも吼えました。まともな意見です。

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拝啓 首相、“脱原発解散”は国際的ペテンです(産経新聞) - goo ニュース

2011年6月25日(土)08:00

 夏本番を前にはや酷暑の様相ですが、菅直人首相におかれては深刻な電力不足の懸念もどこ吹く風と、涼しい顔で首相の椅子に座っていることと思います。

 電力事情はあなたが5月に、国内の他の原発と異なる根拠を明確に説明しないまま、唐突に中部電力浜岡原発の停止を要請したため急激に悪化しました。これが国民の不安をあおり、一時停止していた全国の他の原発も再稼働が困難化しました。

 にもかかわらず、あなたは直面する危機には知らん顔で、将来の課題である再生エネルギーの普及ばかり熱心に語っていますね

 あなたの無責任ぶりは今に始まったことではありませんが、来春には全国の54基の原発すべてが停止します。電力不足は企業も各家庭も、何より被災地の復旧・復興も直撃します。

 再生エネルギー特別措置法案を自分の手で成立させたいと執念を燃やすのは勝手ですが、この法律がうまく奏功しても、成果が出るのはまだまだ先の話です。もう少し、物事の軽重と優先順位について考えてみたらいかがでしょうか。

 「自分も燃え尽きるまで全力でやりたい」

 あなたは24日の閣僚懇談会でこう述べました。ですが、あなたが首相でなければ法案が成立しないわけでも、復旧・復興ができないわけでもありません。むしろあなたが居座っているからすべてが滞っているのが実態ではありませんか。

 そもそも、昨年6月の最初の所信表明演説を読み返しても、あなたが「30年来取り組んできた」という「再生エネルギー」の文字は出てきません。エネルギーに関しては「原子力産業を含むエネルギー部門」という言及があるだけです。

 今年1月の施政方針演説には確かに「再生エネルギーの全量買い取り制度の導入」とあります。ですが、むしろ「私自らベトナムの首相に働きかけた結果、原発施設の海外進出が初めて実現します」と原発ビジネス推進を強調していましたね

 この点は重要です。このままではあなたは、下手をすると国際的ペテンを働くことになりかねないからです。

 ■外国に顔向けできません

 菅直人首相、あなたと長年にわたり政治行動をともにしてきた民主党重鎮も現閣僚も、「菅さんの口から再生エネルギーだなんて聞いたことがない」と首をひねっています。

 やはり、今回も「今の時代は再生エネルギーがウケる」との「ひらめき」「思いつき」を、年来の信念であるかのようにすり替えているだけなのでしょう

 それだけならともかく、永田町では現在、あなたが「脱原発」を旗印に8月に衆院解散に打って出るのではとささやかれています。

 国民の信を問うこと自体には異論はありません。とはいえ、あなたは「ベトナムに2基の原発を売りつけた」と自慢したばかりです。それなのに舌の根も乾かないうちに「脱原発」を大義に掲げるとしたら、国民だけではなく諸外国に対してもペテンを働くことになってしまいます。

 枝野幸男官房長官は24日の記者会見で、ベトナムが福島第1原発の事故後も日本から原発を購入する考えを変えていないことについて「ありがたいことだ」と歓迎しました。

 そんなところに、あなたが「脱原発」を選挙の争点とすれば、日本の国際的な信用も地に落ちます。

 尖閣諸島沖の中国漁船衝突事件、ロシア大統領の北方領土訪問、韓国閣僚の竹島訪問…と、国民はあなたのために、これまでも何度も恥ずかしい思いをしてきました。これ以上、国際社会に顔向けできないようなことはしないでください。

(政治部・阿比留瑠比)

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どうしようもないカン内閣。辞めてもらうしか手はないのですが、それが上手くいきません。マツモトとやらも何ができるのか。やれやれです。言葉もありません。


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