夢と希望と笑いと涙の英語塾

INDECという名の東京高田馬場にある英語塾で繰り広げられる笑いと涙の物語
新入会員募集中!

健さんとたけしの2ショット

2011年10月06日 06時39分10秒 | 高倉健

昨日に続いて、健さんとたけしの撮影についての注目記事をクリッピングしてみました。

**********

健さん、駅で1人でたけしを出迎えた
日刊スポーツ 2011年10月05日 10時01分

 俳優高倉健(80)が6年ぶりに出演する映画「あなたへ」(降旗康男監督、12年秋公開)のロケが4日、岐阜県高山市内で行われ、共演のビートたけし(64)が参加した。2人の共演は85年の「夜叉」以来26年ぶり。高倉は「新しいことに挑戦する姿勢には頭が下がる」とたけしをたたえる一方、たけしは高山入りした2日夜に、高倉に出迎えられたことを明かし「健さんは人間国宝」と尊敬の念を口にした。ともに日本映画界をリードする立場なだけに、互いに緊張していることも打ち明けた。

 初の囲み取材に「こういう会見、初めてだよ」と笑う高倉を横目に、たけしは再会した2日の出来事を語り出した。たけしは都内で行われた落語家林家三平と女優国分佐智子の結婚披露宴に出席した後に移動し、午後10時10分にJR高山駅に到着した。

 たけし 駅を降りたら急にスッと顔を隠して来て。地元の暴力団かなと思った…。「たけちゃん」と手を出したときに、写真撮られたら、また大変だと思ったら「高倉です」と。「オレ1人で行くから周りは離れろ」と言ったというから「驚かさないでくださいよ」と。非常にありがたくて。

 高倉 ホテルで待ってようと思ったけど、駅まで行っちゃうほど。やっぱり不思議な人ですよね。

 翌3日、高山市内のガソリンスタンドで撮影が行われた。高倉演じる刑務所指導技官・倉島英二が、亡き妻洋子(田中裕子)の故郷九州へ旅する道中で、たけし演じる自称元中学教師の杉野輝夫と語る場面だ。

 -26年ぶりの共演は

 高倉 大変緊張してますが、何でこんなに長い間休んでたのかなと思うくらい楽しい時間を過ごしてます。(3日夜)久しぶりにホテルで食事して、ほぐれてきたかなと。僕が緊張してるから(たけしを)緊張させるのかと反省しました。

 たけし 健さんの映画が始まると聞いて「オレに話が来ないのか」と言ったらすぐに来た。二十数年ぶりという感じがしない。目の前に立たれちゃうとセリフが止まっちゃう。慣れてるはずだけどやっぱりダメ。オレが散々しゃべって健さんは「あぁ、そうか」で終わり。「健さんセリフ少ない。オレだけ多すぎますよ」とグチを言った(笑い)。

 -この26年、お互いをどう見ていた

 たけし いずれ健さん主役で映画を撮るのが夢だから、いろいろ考えているんですけど、なかなかこれだろう、というのが見つからなくて…。今回は脇で迷惑かかんないように。夜中じゅう台本見たのも久々ですし、本当に疲れますよ。

 高倉 僕はたけちゃんの仕事は、いつも決まって何本か必ず拝見してますから。とても懐かしい。たけちゃんのような優れた才能の人に、もっと力を貸してもらって、大人の日本映画が1本でも多くなるようにと切望しています。

 たけし 日本では高倉健という看板が立った瞬間に画像が締まる、みんなが映画の中に取り込まれる。

 高倉 (たけしは)一番おいしい役。出るのは短くて全部さらっていくんだから、かないません。いつも燃えてますよね。いろいろな新しいことに挑戦されるのは頭が下がります。

 たけし 健さんは人間国宝。国民栄誉賞から、あらゆるもの全部あげても。画面の中に映ればいい。健さんがいることで映画が成立するくらいの威力がある。

 高倉 このくらいの出演日数で、パカッといく役をやれる俳優に早くなりたいと思ってますが、なかなか足元にも及ばないですね。本当にすごいことを考えている、貴重な人ですね。

 26年もの時がたったとは思えないほど、現場での2人はうち解け、時には肩を組んで爆笑した。互いに抱き続けてきた尊敬の念があふれ出した現場は、製作陣の緊張感がみなぎっていた。【村上幸将】

高倉健 たけしとツーショット 主演映画 高山ロケで
中日スポーツ 2011年10月5日 紙面から
 
  俳優高倉健(80)が4日、岐阜県高山市で収録中の主演映画「あなたへ」(2012年秋公開)の会見に臨んだ。5年ぶりに公の場に姿を現した高倉は180センチの背筋をピンと伸ばし、傘寿をみじんも感じさせないはつらつとした姿。共演のビートたけし(64)は「健さんは“人間国宝”ですから」と自身の監督作の撮影を遅らせ、ロケに臨んだ。

 9月7日のクランクインと同時に撮影に入った高倉に続き、10月3日、岐阜県飛騨市のガソリンスタンドのシーンから撮影に合流したビートたけし。前日、高山駅に到着したたけしを高倉は「たけちゃん」と駅に出迎え。たけしが恐縮するほどの厚い歓待を受けた。

 初日の3日、たけしは撮影の合間に台本を確認、ぶつぶつとせりふを繰り返す緊張を見せた。そんなたけしに高倉が近づいては談笑。「俺ばっかりせりふが多すぎる」とこぼすたけしにやわらかい笑顔を向け、緊張を解きほぐした。

 共演した「夜叉」(1985年公開)以降のたけしの活躍に高倉は会見で「燃えてますよね。いろいろなことに挑戦され、頭が下がります」。「世界のキタノ」の活躍には折に触れ、花束や手紙を送ってきた。たけしからは「僕はいずれ健さん主役で映画を撮るのが夢だから」との発言も。さらに「健さんは“人間国宝”で、“国民栄誉賞”でもある。映画の画面に映るだけで成立する」と数少なくなった「映画スター」への心酔を披歴した。

 高倉の主演は日中合作の「単騎、千里を走る。」(2006年公開)以来、6年ぶり。公の場に姿を現すのも天皇主催の茶会(2006年11月)以来で、現場での会見は高倉自身が「こういう記者会見は初めてじゃないか」と漏らす極めて珍しい機会。ゆっくり落ち着いた声はそのままに記者の質問に「僕からでいいですか」と「たけちゃん」「健さん」と呼び合うたけしを気遣う様子も。

 高倉はたけしについて「人の結婚式(2日の林家三平の披露宴)で自分の方が目立つ人ですから」と周囲の笑いも誘うことも。今回も寡黙な男の役だが、取材を終えた記者のバスに手を振る「おちゃめさ」も見せた

 高倉にとって205本目となる出演作で、降旗(ふるはた)康男監督(77)とは20作目のタッグ。高倉は、亡き妻のメッセージを受け取るため、富山から九州へ1200キロを旅する刑務官役で、たけしは旅先で出会う自称・元教師役。これまでの人生を回顧するシーンも挿入される。高倉は「人生いろいろなことがあったなあ、と自分のことを思い返しながら撮影に臨んでいる」と自身を重ねた。

◆降旗監督も感慨深げ
 高倉健と久々のタッグとなる降旗康男監督。最初の付き合いは助監督として参加した美空ひばり主演で高倉が出演した「青い海原」(1957年)。「どこということではなくて、全体がとてもいいんだと思います」とほれ込む盟友には今回、市井の人をやってもらいたいと刑務官を選んだ。

 高倉とのロケはこれまで、北海道など寒い場所ばかり。ラストを温暖な九州に決め、子ども御輿(みこし)を作る刑務所のある富山を旅の出発点に設定した。

 妻役の田中裕子(56)は降旗監督の希望。豪華版といわれる布陣となったのは「健さんへの友情や尊敬の表れだと思う」。その分、スケジュールもきつく、「何回も撮り直すことのないように気を配っています」と苦労も明かした。高倉の変わらぬ姿に「体をずっと鍛えてきてびしっと立っている姿が一番印象的」と変わらぬ「スター」の姿に手応えをかみしめた。

健さん現場でビシッ!体調管理は「歩く」
朝日新聞 2011年10月5日10時4分 

 俳優高倉健(80)が6年ぶりに出演する映画「あなたへ」(12年秋公開)のロケが4日、岐阜県高山市内で行われた。

 降旗康男監督(77)は高倉を「体をずっと鍛えていて、ビシッとまっすぐ立った姿でいらっしゃる」とたたえた。高倉は9月7日のクランクイン以降、3日の高山市ロケで7分間座った以外は、現場でずっと立ち続けているという。高倉は体調管理について「昔みたいにジムに行ってはやってません。歩くことは多いですけど」と明かした。また、同監督は高倉に1年前に台本を渡し、半年前に役の倉島英二が刑務官になったと明かし「年老いた健さんに、普通の市井の人をやってもらうのがいいのではないかと思った。制服がよく似合うので刑務官にした」と話した。

**********

なお、YouTubeでもふたりのニュース映像を見られます。

  http://www.youtube.com/watch?v=JPTk5GwSrCM

それにしても、たけしを引き連れた健さんは、貫禄充分。こうでないといけません、スーパースターは。

高山の次はどこへ行くのでしょう。現地に行けない分、健さん報道はずっと追いかけさせてもらいます。


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 高倉健さん、たけしとの撮影... | トップ | 世界一の称号数を持つ公爵夫... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

高倉健」カテゴリの最新記事