小沢一郎という政治家を評価するわけではありませんが、これだけの人数をまとめられるのは凄いことだと認めないわけにはいきません。
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小沢氏「50人で船出できる」11日結成の新党(読売新聞) - goo ニュース
2012年7月8日(日)16:24
民主党に離党届を提出した小沢一郎元代表は8日、NHKの番組で、11日に結成する新党の規模について、「民主党から離党したいという人もまだ党内にたくさんいる。50人で船出できると思う」と述べた。
衆院で統一会派を組む予定の新党きづな(内山晃代表)の新党参加についても、「皆さんが良ければ(参加すればいい)」と、将来の合流に言及した。
小沢氏は、内閣不信任決議案の提出の可能性に関して、「(今は)可決できない。民主党と自民党と公明党が組んでいる状況だから、そのことをありきで国会運営を進めようとは思わない」と述べ、情勢を慎重に見極める考えを示した。
地域政党・大阪維新の会(代表・橋下徹大阪市長)については、「橋下市長も、いわゆる行政、統治の仕組みを根本的に変えなければいけないと言っている。基本的な考え方は一緒だ。力を合わせながらやっていきたいと思っている」と、連携への秋波を送った。
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今日現在の国会の政党別議席数を記録すると、こんな具合です。まずは、衆議院。
民主党 250議席
国民新党 3議席
新党大地・真民主 3議席
自民党 119議席
公明党 21議席
共産党 9議席
新党きづな 9議席
社民党 6議席
みんなの党 5議席
たちあがれ日本 2議席
新党日本 1議席
無所属 50議席
その他 1議席
欠員 1議席
次に、参議院。
民主党 93議席
国民新党 3議席
新党大地・真民主 2議席
自民党 83議席
公明党 19議席
みんなの党 11議席
共産党 6議席
社民党 4議席
たちあがれ日本 3議席
新党改革 2議席
無所属 16議席
というわけで、小沢新党は、おそらく衆議院では民主党、自民党に次ぐ第三の勢力になり、参議院では、民主党、自民党、公明党に次ぐ4番目の勢力になるわけです。
それを小沢新党は一年生議員ばかりで迫力がないと批判するのは勝手だけれども、与党を出てまで小沢氏についてきた議員たちが作り上げたこの客観的数字のもつ意味合いは、これからの国会においてはとても無視できるものではありません。
腐っても、オザワイチロウ。民主党が振り回されるのは構わないけれども、自民党あたりが右往左往するようでは情けない限り。しっかりと対オザワ戦略を作って、どうしようもない現状を打破してもらわないと。
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