めでたいことです。ファンとして、「がんじろはん」の活躍を祈ります。
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中村鴈治郎襲名 初の冬「船乗り込み」 「四代目!」と歓声(デイリースポーツ) - goo ニュース
寒さに耐えながら紋付き姿で、のぼりやちょうちんを掲げた船に乗り、来年1月の大阪松竹座での襲名公演をPR。両岸や橋の上から投げかけられる「四代目!」などの歓声に笑顔で手を振り、大阪松竹座前での式典では「今日から自分で鴈治郎と名乗るのが不思議な気持ち。嬉しいです」と話した。
歌舞伎の中村翫雀さんが鴈治郎襲名=祈願後、初の冬の船乗り込み―大阪(時事通信) - goo ニュース
歌舞伎俳優の中村翫雀さん(55)が28日、四代目中村鴈治郎を襲名した。上方歌舞伎を象徴する大名跡の復活は、父の先代鴈治郎が坂田藤十郎を襲名して以来、約9年ぶり。
同日午前、大阪市中央区の高津宮で、鴈治郎の紋である「イ菱」の入ったかみしもを着て来年1、2月の襲名披露公演の成功を祈願。これをもって翫雀から鴈治郎となり、「すがすがしい気持ち。早く『鴈治郎』の名前が身に付くよう精進したい」と抱負を語った。
続いて同日午後、大阪の夏の風物詩「船乗り込み」を冬季で初めて敢行。色とりどりの、のぼりやちょうちんを掲げた船に乗って、公演を行う大阪松竹座に近い道頓堀に到着した鴈治郎さんは、両岸や橋の上から投げ掛けられる「がんじろはん!」「四代目!」の歓声に笑顔で応えていた。
襲名披露公演「寿初春大歌舞伎」は来年1月2~26日、同「二月大歌舞伎」は2月1~25日に行われる。
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いまの歌舞伎は、一部のアイドル俳優の人気をベースに、同じ人気演目を繰り返すことで成立しています。ゆえに、珍しい貴重な狂言を見ることが難しくなっています。四代目(「よんだいめ」ではなく、「よだいめ」です)には、実父坂田藤十郎丈のように、さまざまな狂言の復活上演を心がけてほしいと願います。
ともあれ、江戸歌舞伎と上方歌舞伎が競ってこそ、歌舞伎界に厚みが生まれるというものです。山城屋の先取性と鳴駒屋の伝統を引き継いだ活躍を四代目がしてくれるものと期待します。
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