本人は「ドジョウ」を気取っているようですが、どうやらハトヤマ・カンと同じ穴の「ムジナ」のようであります。
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官邸発信「ご都合主義」 記者取材避けブログで一方的釈明
産経新聞 2011.9.13 00:33
内閣発足から12日で10日が過ぎたが、野田佳彦首相が記者からの取材を拒み続けている。自身に対する外国人からの違法献金という重大問題を「文書回答」で済ませたかと思えば、重要閣僚の一人、鉢呂吉雄前経済産業相が失言で引責辞任したのに、記者会見にも出てこない。さすがにまずいと思ったのか、12日には首相官邸の公式ブログとして「官邸かわら版」を新設したものの、ここでも一方的に釈明するだけ。どうやら「記者の質問」が嫌いなようだ。(村上智博)
「守り」行き過ぎ
11日は節目の一日だったが、首相はなんら反応しなかった。東日本大震災から半年が過ぎたことも、米中枢同時テロから10年を経て世界で鎮魂の動きが広がっても、メッセージすら出さなかった。
確かに言葉の軽さで自滅した鳩山由紀夫元首相と菅直人前首相を反面教師にすれば、「守り」に入りたくなるのは分かる。だが、それもやや行き過ぎている。
首相は就任してから、記者団によるぶらさがり取材や声かけにも、まともに取り合おうとしていない。
それなら定期的に記者会見を開くつもりがあるのかというと、それも未定。
「被災地にも行くなどしてさまざまに発信している。政権発足から間もなく、まだスローペースだ」
震災半年に首相自らが記者会見して、被災者にメッセージを発すべきではなかったかと記者団に問われた内閣のスポークスマン、藤村修官房長官は12日の記者会見でこう弁明した。
違法献金「逃げ」
首相自らが違法献金問題への説明を行う必要性に関しては藤村氏は「ちょっと過去の例をみてみる」と逃げを打った。あの鳩山氏でさえ、首相時代の平成21年12月、自身の偽装献金問題で記者会見を開いて釈明しているのに…。
首相は今回のブログ開始を「内閣の仕事ぶりを伝えるため、歴代の先輩首相にならった」と記述。先週末の視察を順番に書き連ねた上で、鉢呂氏の辞任を「実に残念です。信頼を取り戻せるよう、内閣が一丸となって…」と謝罪している。
ところが「本来であれば駅前で、皆さんと顔を合わせながら話をしたいところですが、とりあえずはこの方法(ブログ)で始めてみます」と書き、当面、記者会見はしない雰囲気を漂わせている。
政権維持という「守り」に徹するあまり、一方的な情報発信という「ご都合主義」に陥ったようだ。
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国民の負託を受けた政治家は、国民に対して情報公開する義務があります。とはいえ、国民に直接語りかけるわけにも行きません。ゆえに、国民と政治家の間をつなぐのが報道機関の役目です。
にもかかかわらず、民主党議員は、都合の悪いことは、全部隠そうとする。新首相も例外ではありません。このような姑息な人間に一国の代表が務まるのか。臨時国会も4日しか開かない体たらく。どうやら新首相にも、期待はできません。
一日も早い解散総選挙を求めます。
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