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スポーツ施設を完全禁煙に!

2006年10月26日 19時43分45秒 | 離煙ニュース: 国内編
野球の日本シリーズが佳境を迎えています。このまま札幌ドームでニッポンハムの優勝が決まるか、それともナゴヤドームに戻るのか。

ゴウ先生は野球ファンではありませんので、それほど今回の日本シリーズに関心はありません。しかし、次の記事を読んで、さすが強いチームはホームグラウンドの意識も違うと思ってしまったのでした。

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分煙対策 5球場は不十分…札幌、ナゴヤドームは優秀

 野球ファンのための分煙対策でも、日本シリーズ開催の札幌、ナゴヤ両ドーム球場は優秀――。大和浩・産業医大教授らが、プロ野球チームが本拠地として使う球場のたばこ対策を調べたところ、こんな結果が出た。25日から富山市で始まった日本公衆衛生学会で発表する。

 野球場などの多数の客が集まる施設は、2003年に施行された健康増進法で受動喫煙防止策を取るよう定められている。大和教授らは昨年から今夏にかけ、プロ野球12球団の本拠地球場に実地調査やアンケートを行い、うち11球場の結果をまとめた。

 5球場では対策が不十分で、東京ドームでは通路に設けられた喫煙場所に仕切りがなく、約10メートル離れた観客席でも国の基準の5倍の濃度の粉じんが測定された。喫煙室を設けるなど「今年度中に改善予定」という。

 これに対し、福岡ヤフードーム、神宮、広島市民の3球場は内部を全面禁煙として、屋外などに喫煙場所を設置。独立した喫煙室を設けているところも3球場あった。札幌とナゴヤでは、排気装置を備えた喫煙室を整備し、煙がほとんど漏れないような対策が取られていた。大和教授は、「子どもファンも安心して観戦できる対策をとってほしい」と話している。

(2006年10月25日 読売新聞)

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読売がこうしたニュースを伝えるのは辛いかもしれません。ファンの巨人離れの理由のひとつに東京ドームの空気の悪さがあるのかもしれないというのですから。行ったことがないので分かりませんが、ドーム球場でタバコの煙や粉塵、そして悪臭が漂ってきたら、上記のような惨状になることは決まりきっています。改善するとしても、遅すぎる改善です。

ゴウ先生、プロ野球チームで唯一関心を持っているのが、福岡ソフトバンク・ホークス。その本拠地である福岡ドームが完全禁煙だとは恐れ入りました。九州はスモーカー天国であるはずなのに、その辺をわきまえて規則を守り観客席で応援しているのでしょう。素晴らしいドームのポリシーだし、観客の意識の高さです。

ともあれ、子供が夢を持つプロ野球。それを見に行って受動喫煙被害を被るなどとはあってはならないこと。すべての球場、スポーツ施設が完全禁煙になる日が一日も早く来ることを願っています。

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