いまの日本囲碁界は、若手がぐんぐん伸びています。井山四冠も名人世界一まであとわずかでしたし、これなら日本の棋士が中国や韓国の棋士を倒す日も間近でしょう。
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河野九段、3部門トップ 14年囲碁
朝日新聞 2015年1月6日16時30分
囲碁棋士の昨年の公式戦成績がまとまった。名人挑戦者の河野臨九段が50勝を挙げて初の最多勝。対局数、連勝を加え3部門でトップとなった。2011~13年に最多勝だった井山裕太名人は10位タイ。13年4月入段の許家元二段が各部門で上位に食い込んだ。藤沢里菜女流本因坊は40勝で前年の20位タイ(23勝)から4位に入った。
尹春浩二段は7割9分3厘で勝率1位。尹は1月1日付で三段に昇段した。
■勝ち星ベスト10
(1)河野臨九段 50勝26敗
(2)村川大介王座 ※45勝19敗
許家元二段 45勝12敗
(4)藤沢里菜女流本因坊 40勝14敗
(5)余正麒七段 ※37勝17敗
(6)一力遼七段 36勝14敗
(7)高尾紳路天元 34勝23敗
(8)伊田篤史八段 33勝15敗
(9)山下敬吾九段 32勝20敗
(10)井山裕太名人 31勝19敗
志田達哉七段 31勝10敗
■対局数ベスト3
(1)河野臨九段 76局
(2)村川大介王座※64局
(3)高尾紳路天元 57局
許家元二段 57局
■勝率ベスト3
(1)尹春浩二段 ※0.793(23勝6敗)
(2)許家元二段 0.789(45勝12敗)
(3)今村善彰九段 0.759(22勝7敗)
■連勝ベスト3
(1)河野臨九段 19連勝
(2)許家元二段 17連勝
(3)一力遼七段 16連勝
(無印は日本棋院、※印は関西棋院所属。勝率は25局以上が対象。一力の連勝は2013年11月からの継続の記録)
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このランキングに載っている30代の棋士は、河野九段、高尾天元、山下九段の3人だけです。あとはみんな20代と10代。期待するなといわれても、期待したくなります。
井山四冠を中心に、日本の棋士が世界戦で大活躍する日がすぐそこに来ているような気がします。
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