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タイの過激な禁煙政策

2006年09月06日 09時15分34秒 | 離煙ニュース: 海外編
以前もお伝えしたことがありますが、タイの禁煙政策はかなり過激なものです。この気持ち悪い写真を見ながら、Newsclip.beの記事をお読みください。

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のどに穴… たばこの新パッケージ
2006/9/ 4 (18:12)| 社会 主要ニュース

【タイ】タイ保健省はたばこに関する規制を強化する。ほぼすべての公共スペースを禁煙とするほか、目を背けたくなるような写真を使った新バージョンのたばこパッケージを投入する。新パッケージの写真は、のどに穴の開いた病人などで、気の弱い喫煙者にとっては心臓に悪そうだ。

 禁煙区域の拡大は11月施行の予定で、喫煙可能な場所は、自室、自宅、指定された喫煙エリア、路上などに制限される。罰金はこれまでと同じで、違反者2000バーツ、場所のオーナー2万バーツ。

 パッケージに関する新規則は来年2月に施行される見通し。「「ライト」「マイルド」といった言葉の新規使用を禁止するほか、たばこに含まれる有毒物、発がん性物質の名称のパッケージへの記載を義務付ける。

 新たに投入されるパッケージは、「たばこの煙で脳の血管が壊れる」「たばこの煙で心臓病で死ぬ」「喫煙すると喉頭がんになる」という警告文と病人の写真を載せた3種類で、現在販売されている6種類に比べ、インパクトが強い写真が使用される。

 タイではたばこの広告やテレビでの喫煙シーンの放送が禁止されている。昨年3月には、たばこのパッケージの表裏の面積の半分以上にたばこの害が明確に伝わる写真と警告文を掲載することが義務付けられ、同9月にはたばこの陳列販売が禁止された。こうした対策の成果か、喫煙者の数は2001年の1055万人から04年は963万人に減少した。

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タバコと縁を切る「離煙運動」真っ最中のINDECではありますが、このタイ政府の決断にはタジタジ状態になってしまいます。上の写真付のタバコを買う勇気は、さすがにないだろうと言っているのです。

これから成長しなければならない発展途上国のタイ。それが麻薬やタバコで貴重な人的資源を失ってはならないと考えてのことだと思います。

人口減少という危機と直面する日本も、そろそろこうした強力な政府主導の禁煙政策が必要なのかもしれません。さもなければ、喫煙者が引き起こす病気などによって日本の財政はさらに悪化する可能性があるのです。

タイの必死さ、見習うべきではないでしょうか。

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