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渡部恒三国対委員長に、大きな期待

2006年03月05日 15時28分54秒 | 時事放談: 国内編
今朝のフジテレビ『報道2001』は面白かったですね。何といっても、渡部恒三民主党国対委員長のとぼけていながらズバズバ本音を語る話が最高でした。

曰く、「鳩山君から脅されたからねえ」

曰く、「前原君も、横光君みたいなのがいるんだから、言っちゃいけないことは言っちゃいけないんだよね」

曰く、「あの若いの、名前も覚えてないんだけど、だれだっけ・・・、永田だっけ」

曰く、「管くんが国対を引き受けてくれていたら、党首にはまちがいなく管くんだったんだけど、もうだめだね。絶対、党首にはさせない」

会津弁丸出しでしゃべる海千山千のジイサマ。年寄りだ年寄りだと言いますが、あの高倉健さんよりも1歳年下なのです。まだまだやれます。

しかもここしばらく本人の言葉だと「旗本退屈男で碁ばかり打って」いて充電もしっかりなさっているご様子。残りの通常国会を自民党に独走させずに、国民に分かりやすいものにしてもらいたいと思います。

そこで渡部爺らしさが一番よく出ていると思われる産経の記事を引用しておきます。

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民主反撃へ 「渡部国対」スタート (産経新聞) - goo ニュース

2006年 3月 4日 (土) 03:17

 民主党は三日昼の両院議員総会で、渡部恒三元衆院副議長(73)の国対委員長就任を正式に了承した。国対委員長代理には、川端達夫前幹事長(61)と平野博文総合調整局長(56)が就任。代理二人体制で「渡部国対」を支え、完敗の前半国会から巻き返しを図る。

 渡部氏は就任会見で、竹下内閣で自民党国対委員長を務めた際、小泉純一郎首相が筆頭副国対委員長だったことに触れ、「(小泉首相には)私が非常に厳しい立場に立ったとき、よくかばってもらった。しかし、それと今、(野党の)国対委員長として政府を攻めることは全然別」と話した。

 渡部氏は同日午後、各党をあいさつ回りした。古巣の自民党控室では、細田博之国対委員長から歴代国対委員長の一覧表を手渡され「細田さんが七十二代か。おれは四十四代」とぽつり。細田氏は「だいぶご先祖さまでございます」と切り返した。

     ◇

≪党崩壊は本懐じゃない 「地方重視」が私の哲学≫

 民主党の国会対策委員長に就任した渡部恒三衆院議員に抱負を聞いた。

     ◇

 本当はおれらの出番じゃないけどね。(鳩山由紀夫幹事長が)「引き受けてくれないと、私も幹事長を辞める」と。脅かしだけどね。おれが断って結局、民主党つぶれたっていうことになっちゃ、二大政党制に命をかけてきたおれの本懐ではないから、引き受けた。鳩山君に逃げられたら、前原体制もたないよ。

 (政党への情報提供は)いろいろあるが、おれは幸いなことに一度もだまされたことがないし、だましたこともない。そこはやっぱり経験なんだろう。(今回は)若気の至りだったかもな。

 (国会対策の方針は)民主党の審議の場を確保するということだな。自民党にいたとき、(元首相の故)竹下登さんに言われたのは「審議日程は百パーセント野党の意見を聞け」だ。これは(与党は)やってくれる。

 昔、竹下内閣ができて呼ばれたとき、官房長官と思って、いそいそと行ったね。そしたら「国対委員長は恒ちゃんしかない」とおだてられて引き受けたんだ。小泉純一郎君が筆頭副委員長だったけど、そのときから立場はまったく違ったよ。彼は福田派。私は田中派。二大政党みたいな感じだったんだな。彼は都会出身で当時から郵政民営化。私は山村地帯で民営化反対だ。自民党にいたときは、(防衛庁長官の)額賀福志郎君が選挙に出るとき相談に乗ったんだ。中川秀直政調会長はおれの番記者だったよ。

 当時の竹下内閣は消費税導入の税制改革が仕事だった。野党に審議拒否をさせないため、引き換えに一兆円の減税をやると約束しちゃったんだよ、表の国対委員長会談で。一番怖いのは審議拒否なんだよ。だいたいの新聞は単独審議けしからんとなるから。今と全然違うんだ。自民党の会議で非難されて私一人が悪者になったけど、小泉君は「国対委員長は野党に対して全権を持っている」とかばってくれたんだよ。

 私は地方を大事にしろというのが政治哲学なんだ。地方切り捨てが小泉君の政策ですから、根本から違う。やっぱりアダム・スミスの資本主義に戻っちゃいけないんで。私は修正資本主義。資本主義を守るために社会保障が大事なんだ。これも私の哲学になっているんだ。

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いまのジイサマは元気です。きちんと仕事をしてくれさえすれば、政治家に年齢は関係ありません。

ゴウ先生、基本的には自民党支持者ですが、渡部さんのように本質をしっかりと突く政治家は応援したくなります。がんばってください!


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1 コメント

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カッコイイです (@板橋)
2006-03-07 02:18:03
しっかり考え、働く人はカッコイイです。私も皆が困ったときに一肌脱いで、窮地を救える人になりたいです。そうなるためには、相当修行を積まないといけないでしょうが。まだまだです。
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