夢と希望と笑いと涙の英語塾

INDECという名の東京高田馬場にある英語塾で繰り広げられる笑いと涙の物語
新入会員募集中!

飲酒運転ほど、ヤバイものはない

2014年11月03日 06時11分40秒 | 時事放談: 国内編

産経は妙な記事をよく書きますが、これはなかなか。酔っ払い運転をしたことがある人には、身につまされる記事のはずです。

**********

「飲酒運転の怖さを実感。酎ハイ2本でメロメロに」所沢の教習所で体験セミナー(産経新聞) - goo ニュース

2014年11月2日(日)12:45

 「新人ならなんでも経験だ!」。先輩から渡された1枚の埼玉県警広報文には「飲酒運転体験セミナーの実施について」とあった。

 5月に、悪質な運転に対する罰則が強化された自動車運転処罰法が施行されたにもかかわらず、飲酒運転による事故はなくならない。埼玉県内では7月、元川口市職員が酒を飲んで車を運転し、バイクの女性を1・3キロ引きずり死亡させる悲惨な事故があった。

 前述の「飲酒運転体験セミナー」とは、所沢署と所沢中央自動車教習所(同県所沢市)により開催された、アルコールの摂取により、運転にどのような変化が現れるのかを実体験できる企画だ。

 「確かに、今問題になっている飲酒運転を自分で体験できるなんて、こんなに貴重な機会はないな」と参加を決意。飲酒運転がどれだけ危険な行為であるかを身をもって証明することとなった。

■「安全運転祈願して乾杯!」

 同セミナーは9月27日、「秋の交通安全運動」の一環として行われた。教習所内のコースは一般交通用の道路ではないため、道交法上の適用外となり、アルコールを摂取しての運転が可能となる。もちろん事故があってはいけないので、運転者の隣には教習所の指導員が同乗する。

  参加者はまず、飲酒前の状態で、適性検査を行い、乗用車を運転した。助手席の指導員の指示に従って、方向転換や一時停止、S字カーブやクランクの通過など を行う。記者も久々の教習所での運転ということもあり慎重に運転を行い、(一度S字カーブで縁石に乗り上げたものの)法規走行100点満点中80点の評価 を受けた。

 その後、別室に移動し飲酒。女性参加者が記者一人のみで目立ったのか、主催者に乾杯の音頭をお願いされ、「これからが本番で す。皆さんの安全運転を祈願して、乾杯!」と妙な始まりとなったものの、参加者同士が談笑し和やかな雰囲気となった。酒の種類はビール、焼酎、日本酒など 豊富にそろっていたが、正確なアルコール摂取量を計測するために「ちゃんぽん」飲みは禁止された。

■白バイに追いかけられて…

  記者は約1時間で缶酎ハイ2本を飲み、所沢署員に呼気検査を実施してもらったところ、呼気1リットルあたり0・1ミリグラムのアルコールを検出した。道交 法の酒気帯び運転の基準(呼気1リットル当たり0・15ミリグラム以上)を下回ったものの、飲食後でおなかいっぱい。かつ土曜の昼下がり雰囲気も手伝って か「もう取材をやめて、教習所の床で寝てもいいかな」などと考えるほど、思考が緩んでいるのが感じられた。

 そしていよいよ飲酒運転を体験 することに。運転開始直後、早速赤信号を無視。一時停止位置では「停止、停止」とつぶやきながら停止線超え。速度にもかなりむらが生じ、速度計を見ないで 時速30キロメートル走行を行う箇所では40キロ以上のスピードが出ていた。そして何より終始強烈な眠気。さまざまな違反を繰り返した記者の車は、サイレ ンを鳴らした白バイに追いかけられるというサービスを受けながら無事に(?)ゴール地点に到着した。

■「集中力鈍り、運動能力低下」

  同乗した指導員の佐久間修平さん(32)は「飲酒後の運転では、外部の情報をきちんと認識できていない。その上、頭で考えているのと実際の運転にずれが生 じている」と指摘。運転の結果通知書には「アルコールの影響で集中力・判断力・思考力が鈍っています。著しい運転能力の低下が散見されます」という言葉が 記され、点数評価はマイナス90点というひどい結果だった。

 ビールを7本飲み、呼気検査で0・55ミリという参加者の中で最も高い数値を たたき出した内田修さん(50)は、気分が高揚しスピードを出し過ぎたり、ブレーキを踏むなどのさまざまな動作にワンテンポずつ遅れが見られたにもかかわ らず、アルコールの影響を全く認識できていなかった。満面の笑顔で「いつもと全然変わらないよ」という言葉を繰り返す内田さんの様子を目の当たりにして、 もし助手席に指導員がいなかったら、事故を起こすに違いないと確信した。

 余談になるが、飲酒をした後の取材も相当きつかった。ただでさえ酔って聞き取りづらい相手の話が、自分も酔っているのでますます分からない。もともと汚い字が眠気でアラビア語のようになっている。飲酒をしながらの仕事もするまいと固く心に誓った。

  記者や他の参加者の運転を振り返り、もし身の周りにこんなドライバーがいたら、と思うと背筋が寒くなる。快適な道具である車を「走る凶器」に変える可能性 は自分自身にある。飲酒運転をしない・させないことの重要性を改めて痛感した1日となった。(さいたま総局・菅野真沙美)

 菅野真沙美記者(かんの・まさみ) 昭和62年、東京都生まれ。大学卒業後、平成26年4月に入社。5月からさいたま総局に配属。埼玉のおいしい店を開拓中。好きなお酒は梅酒。

**********

飲んだら乗るな。飲むなら乗るな。

子供のときによく聞いた標語です。でも、正解です。飲酒運転がなくなることを願います。まあ、のん兵衛は、車を運転しないことです。


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 中国漁船の赤サンゴ密漁を断... | トップ | 菊田民主党議員の感情過多発... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

時事放談: 国内編」カテゴリの最新記事