情けない。国立競技場の屋根を作れないのと同じく、日本は恥を世界にさらすことになります。これで、東京五輪は成功するのでしょうか。
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「禁煙五輪」、東京が断つ? 都の検討会が条例化先送り
朝日新聞 2015年5月30日05時12分
2020年東京五輪に向けて、飲食店などの屋内施設での禁煙や分煙を罰則付きで義務づける条例の是非を議論してきた東京都の検討会は29日、条例化を事実上、先送りする最終提言をまとめた。喫煙者を顧客とする業界に配慮した。04年以降、定着していた「禁煙五輪」の流れを断ち切りかねない動きだ。
提言は、都に受動喫煙防止への取り組みを工程表で示すよう求めながらも、条例制定の必要性には踏み込まず、18年までの検討を求めるにとどめた。一方、東京以外でも競技が予定され、諸外国の多くが法律で規制している点を挙げ、法律で全国一律に規制するのが望ましいとし、国への働きかけを都に求めた。
罰則付きの条例化は、舛添要一知事が昨夏、テレビ番組で「議会で通せばできる。ぜひやりたい」と発言。昨年10月に法学者や医師ら委員12人の検討会を設置。医師らが条例化を強く求める一方、法学者らは条例で不利益を被る飲食店などによる訴訟リスクを挙げ、賛否両派が対立。今年3月末に予定した結論を持ち越して調整していた。
都は提言を尊重するという。
禁煙五輪をめぐっては、04年のアテネ五輪以降、開催国で罰則付きの法令化の流れが定着。10年には国際オリンピック委員会(IOC)と世界保健機関(WHO)が「たばこのない五輪」の推進で合意した。開催国に法令制定までは求めていないが、16年のブラジル・リオデジャネイロや18年冬の韓国・平昌(ピョンチャン)でも州法や法律で飲食店の全面禁煙を定め、東京の対応が焦点だった。(川口敦子)
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ロシアよりも中国よりも遅れた禁煙行政。恥ずかしいったら、ありゃしません。舛添要一知事のリーダーシップのなさにあきれ果てます。「おもてなし」を何だと考えているのでしょう。
日本の恥を世界にさらしたくなければ、これからでも条例化と法制化を進めるべきです。日本の本気度が問われる正念場です。
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