エイズ予防策には、包茎手術とコンドーム

当英語塾INDECでは2つのブログを毎日更新しています。ひとつが通称「表ブログ」と呼んでいる当ブログ。もうひとつが通称「裏ブログ」と名づけた「映画と本と音楽にあふれた英語塾」です。

その裏ブログで毎週書いている「気になる英語表現」というコーナー。そこで、ニューヨーク・タイムズの社説を取り上げて「エイズ予防に包茎手術」という記事を2006年12月15日にアップロードしました。ペニスの包皮を切り取ることでエイズ感染が減るというのです。

エイズの広がりに悩まされている国連も、この事実に注目したようです。

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ＨＩＶ感染率、割礼で低下 国連が予防策として検討(共同通信) - goo ニュース

2007年2月24日（土）12:06

　【ワシントン２３日共同】割礼を施した男性はエイズウイルス（ＨＩＶ）の感染率が半分以下になるとの米国立衛生研究所（ＮＩＨ）の研究結果が２３日までに英医学誌ランセット（電子版）に発表された。国連は同日、感染防止策として割礼促進を検討する専門家会議を３月に開くことを決めた。しかし「コンドームを使わなくなるなど、逆にエイズが広がりかねない」との慎重論があり議論となりそうだ。

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しかし、ニューヨーク・タイムズの社説でも強調されていたように、包茎でなくなるとエイズに感染しないというわけではありません。やはり、コンドーム使用は必要な対策なのです。

しかし、コンドームを使うのが面倒くさいという人がいるのは事実。そこで開発されたのが、おしゃれなコンドーム装着器（上の写真）でありました。

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コンドーム装着器に「最も美しい」作品賞2月26日17時44分配信 ロイター

　［ケープタウン　２３日　ロイター］　南アフリカのケープタウンで開催されたデザイン博覧会で、コンドームの装着を容易にした器具に「最も美しいオブジェクト」賞が与えられた。　同賞にはこのほか、超近代的なプレハブ住宅など１４作品が候補に挙がっていた。

　受賞作品の考案者Roelf Mulder氏は、同器具を使うことで３秒以内にコンドームを装着できるようになるとしている。

　また、デザインに６年を費やしたという同器具により、人口の１０％以上がＨＩＶウィルスに感染している南アフリカなどで性感染症予防に貢献できると話している。
　
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コンドームくらい簡単に付けられるだろうと思うのは、上質なコンドームが入手できる手先の器用な日本人だけかもしれません。こういう器具を使わないとうまく装着できない粗悪なコンドームを使っている国もかなりあるのではないでしょうか。

ともあれ、エイズ患者が減ることは人類にとって重要なこと。包茎手術やこうした器具が役立つならばやはり採用すべきでありましょう。予防に勝るものはありません。もちろん、欲望をある程度我慢することも大切でしょうが。