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西武・秋山選手の1試合5安打に、人間が持つ計り知れない可能性を感じる

2015年10月01日 04時41分33秒 | 時事放談: 国内編

1日5安打で、日本記録に到達。ありうることなんですねえ。人間とは、凄いものです。

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プロ野球:西武・秋山214安打 日本タイ
毎日新聞 2015年09月30日 23時02分(最終更新 09月30日 23時22分)

 プロ野球・西武の秋山翔吾外野手(27)が30日のオリックス戦(京セラドーム大阪)で八回までに今季の通算安打数を214に伸ばし、この時点で2010年にマートン(阪神)が樹立したプロ野球記録に並んだ。西武は10月1日のオリックス戦で今季最終戦を迎える。

 通算209安打で今季142試合目を迎えた秋山は、一回に左翼線二塁打を放ち、1994年にイチロー(当時オリックス)が作ったパ・リーグ記録の210安打に並んだ。さらに二回に右中間への2点三塁打、五回は左翼線二塁打、七回には左前打、八回には右翼線適時二塁打と、安打を重ねた。

 イチローのパ・リーグ記録は130試合制、マートンのプロ野球記録は144試合制で行われた年に樹立された。

 ◇フォーム改造で開眼

 昨季まで一度も3割を打ったことがなかったプロ5年目の秋山が、打撃フォームと心の持ちようを大きく変えて、イチローの記録を超えた。

 秋山の持ち味は、力みなく真っすぐに立ち、バットをスムーズに出して球に最短距離で当てることにある。

 入団当初から目標にしていた「打率3割」に向け、過去に安打を量産した打者の映像も参考にして行き着いたのが、球を「点」でなく「線」でとらえるフォームだった。以前はバットを頭上に高々と立てていたが、グリップを耳の下まで下げ、バットを寝かせるように変えた。これでバットを最短で出せ、球の変化をぎりぎりまで見極めることができるようになった。昨季途中に試みたが、十分な時間が取れずに失敗。今季は春のキャンプでバットを振り込み「フォームを固められたのが大きい」と言う。

 変化は結果に表れた。例えば、2ストライクと追い込まれてからの打率が昨季は1割8分8厘だったのが、今季は3割前後まで向上した。また、球を引きつけて打てる分、中堅から左方向への打球が昨季より7%ほど増えた。穴のない打撃は、ロッテの落合投手コーチが「打つ面が広く、ボール球を振らない。(点にする)縦の変化でしか抑えられない」と言うほど、他球団の脅威になっている。

 考え方も変えた。昨季までは安打でも当たりが悪ければ考え込み、次の打席に引きずった今季は「いい当たりでもアウトになるし、ぐちゃぐちゃのヒットでもヒットはヒット」と割り切っている。1番打者として、出塁するという役割を全うすることを大事にしているからだ。

 今季は2試合続けて無安打だったことが3度しかない。見事な安定感だが、それでも自身は納得せず、無安打が続いた時は感覚がしっくりくるまで室内練習場のマシンで打ち込む。そんな地道な姿勢が作り上げた大記録でもあった。【荻野公一】

西武秋山、自身初の5安打で一気に日本記録タイに 「自分が一番ビックリ」
Full-Count 9月30日(水)22時45分配信

単打1本、二塁打3本、三塁打1本で214安打&日本新王手! 残り1試合「勝利のために打つ」

 西武・秋山翔吾外野手が30日、敵地オリックス戦で自身初の1試合5安打を放ち、シーズン214安打で日本プロ野球記録に並んだ。青木宣親(ジャイアンツ)と並ぶ歴代3位タイの209安打で迎えたこの日、単打1本、二塁打3本、三塁打1本を放ち、歴代1位マートン(阪神)の214安打と肩を並べた。打線も21安打16得点の猛攻でオリックスを16-5で下した。

 この日は5打数5安打2四球4打点。7回打席に立ちすべて出塁した。今季27度目の猛打賞26度のイチロー(マーリンズ)を抜き、西岡(当時ロッテ)に並んで歴代最多。試合後のヒーローインタビューに答えた秋山は「こんなに出るとは思わなかった。自分が一番ビックリしている」と充実した表情で振り返った。

 チームはクライマックスシリーズ出場に向けて正念場を迎えており、「今年に限って言えばそういう記録のことも言われていたが、今日は勝つことしか考えてなかった。(27度目猛打賞の記録は)忘れてました」。残り1試合、自身が打てば、チームはCS出場に近づき、日本プロ野球新記録も樹立することになる。

「ホントに今日もいい試合で勝てたので、それはそこまでとして明日(10月1日・オリックス戦)一つ取らないとホントに意味がない。勝利のために打てるように頑張ります」

 27歳は日本新記録とチームのCS進出をかけ、残り1試合に全力を注ぐ。

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ここまでくると、「2塁打3本のうち1本をホームランにして、サイクルヒットはできなかったものか。もったいない」と考えてしまいます。それだけ、秋山選手が達成したことが常人には考えられないことであるからでしょう。

猛打賞の回数も史上1位だというし、明日は安打数はもちろん、猛打賞の回数も単独1位を達成して、西武がCS進出を決めたら、秋山選手は大喜びのはず。野球のシロウトとしては、やってくれそうと思わんではないです。

とにもかくにも、前日まで1試合で5安打もして、日本記録に追いつくことができるなんて、だれが考えてはいなかったはず。事実は小説より奇なり。人間のもつ能力は底知れぬものです。

(それにしても、たった130試合で210安打もして、猛打賞を26回も記録したイチロー選手というのは、何たる化け物なのでしょう。143試合なら、220安打以上、28回以上の猛打賞を達成できたのでしょうなあ。改めて、脱帽。)


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