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ゴーン社長に焦り?

2007年03月08日 08時50分40秒 | 時事放談: 海外編
“ゴーン神話”に陰りが見えてきたような話です。

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ゴーン流開発ラッシュでストレス? ルノーで自殺相次ぐ(朝日新聞) - goo ニュース

2007年3月4日(日)22:40

 パリ郊外にある仏自動車大手ルノーの新車開発拠点で過去4カ月間に社員3人が自殺していたことがわかり、検察当局が勤務状況に問題がなかったか捜査を始めた。労組側は、日産自動車を再建したゴーン社長が古巣で進める新車開発ラッシュが深刻なストレスを社員に強いていると主張。矢面に立たされたゴーン氏は勤務の改善を約束した。

 約1万2000人が働く同社の開発拠点「テクノセンター」の男性技術者(38)が2月16日、自宅で自殺しているのが見つかった。遺書があり、「会社が求める仕事のペースに耐えられない」との趣旨が書かれていたという。妻は仏紙に「毎晩、書類を自宅に持ち帰り、夜中も仕事をしていた」と述べた。昨年10月と今年1月にも同センターの39歳と44歳の技術者がそれぞれ自殺した。

 05年春にルノーの社長兼最高経営責任者(CEO)に就任したゴーン氏は昨年2月、09年までに26車種を発表し、全世界での販売台数を80万台増やす計画を発表。労組は「以来、仕事量が増え、期限にもうるさくなった。心を病む社員が増えた」と主張する。

 会社側は当初、「自殺と勤務には関係がない」と反論していたが、ゴーン社長は1日、管理職を集めた会議で「会社の将来も成功も社員あってこそ可能」と発言。3月15日までに職場環境の改善プランをまとめることを明らかにした。

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過酷な勤務も成果が上がってこそ報われるもの。なかなか上手く進まないルノーや日産の経営に対して、ゴーン社長に焦りがあったのかもしれません。その結果、上からの圧力だけがどんどん高まり、こういう不幸な結果になったのでしょう。

どうやってこの窮地を抜け出すか。ゴーン社長なら、きっと抜け出せると信じて、注目していきたいものです。

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