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日独決議をめぐる自民党の内乱

2011年04月24日 07時08分23秒 | 時事放談: 国内編

民主党もどうしようもありませんが、自民党もこの体たらくです。

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日独決議に自民30人退席…2次大戦表現に反発(読売新聞) - goo ニュース

2011年4月22日(金)22:52

 衆院は22日の本会議で、日独交流150周年を記念する決議を与党などの賛成多数で採択した。

 ただ、自民党の麻生、安倍両元首相ら約30人が採択直前に退席、森元首相ら約10人は起立せずに反対する異例の事態となった。

 自民党は執行部が賛成方針を決め、決議案の共同提出に加わったが、内容をめぐって本会議直前の代議士会が紛糾。第2次大戦に関し、日独両国が「各国と戦争状態に入り、多大な迷惑をかけた」などとしたことについて、「日本の自虐的な歴史観にドイツを巻きこむことはない」などの反対意見が出たためだ。このため、党執行部は党議拘束をかけなかった。

日独友好決議、自民が多数欠席 歴史認識、党内に溝(朝日新聞) - goo ニュース

2011年4月22日(金)22:52

 日独交流150周年にあたって友好関係を深めるため、22日の衆院本会議に民主党や自民党が提出した「日独友好決議」の採決で、自民党議員116人のうち安倍晋三、麻生太郎両元首相ら約30人が直前に退席し、10人近くが座ったままで反対するという異例の事態となった。

 問題になったのは「(日独)両国は、第1次世界大戦で敵対したものの、先の大戦においては、1940年に日独伊三国同盟を結び、同盟国となった。その後、各国と戦争状態に入り、多大な迷惑をかけるに至り、両国も多くの犠牲を払った」という部分。

 本会議直前の自民党代議士会で(1)事前に党の部会などで議論がなかった(2)事実の誤認がある、と執行部批判が噴出。下村博文氏は「ドイツは1939年のポーランド侵攻から(戦争が)始まっている」と採決での全員退席を求めた。

 石破茂政調会長が「党の手続きにのっとって私が賛成ということにした」と説明したが収まらず、石原伸晃幹事長は党議拘束を外すことを決定。この影響で本会議の開会が遅れ、菅首相を含む他党の議員は約15分間、本会議場で待機した。

 採決で反対した菅原一秀氏は「当時の状況があったとはいえ、『迷惑をかけた』では英霊が浮かばれない」。高市早苗氏も「交戦権や開戦権はすべての国家に認められた基本的な権利。自虐的国家観、歴史観だ」と反対理由を語った。

 採決で多数の退席者が出たことは、第2次世界大戦をめぐる自民党内の「歴史認識」に深い溝があることを印象づけた。

決議は民主、公明両党や自民党の一部などの賛成多数で可決。共産、社民両党は「『侵略行為』という文言が削除された」などとして反対した

歴史観めぐり不満噴出 自民「日独決議」40人退席(産経新聞) - goo ニュース

2011年4月23日(土)08:00

 衆院は22日の本会議で日本とドイツの交流開始150周年を記念する決議を賛成多数で可決した。自民党は党執行部が賛成方針を示していたが、文言に偏った歴史観の強要と事実誤認があるとして約40人が退席。議場に残った議員の多くも起立採決の際に座ったままだった。

 決議は、民主、国民新、自民、公明など6会派で提案。先の大戦について「両国は1940年に日独伊三国同盟を結び、各国と戦争状態に入り、多大な迷惑をかけた」としている。自民党は谷垣禎一総裁ら党五役で賛成方針を決めていた。

 ところが、本会議直前の代議士会で、決議への批判が噴出した。高市早苗元沖縄・北方担当相は「誤った戦争観を強要する内容だ」と反対を表明。下村博文元官房副長官も「こんな間違いを決議したら国会の見識が問われる」と退席を主張した。野田毅代議士会長も議案取り下げを提案したため、石原伸晃幹事長は「不注意で見落としておりました」と事実誤認を認め、自由投票を容認した。

 退席した安倍晋三元首相は「党に諮っておらず異常な決議だ」と執行部の対応を批判。政調幹部は「(保守派の)奇襲攻撃だ。彼らは決議を潰したいだけだ」と不満を漏らした。

 日独交流開始150周年の決議に反対、退席した主な議員(敬称略)

 【自民党】麻生太郎、安倍晋三、阿部俊子、石田真敏、伊東良孝、伊吹文明、小里泰弘、小渕優子、加藤勝信、岸田文雄、小泉進次郎、後藤田正純、近藤三津枝、斎藤健、塩谷立、下村博文、新藤義孝、平将明、高市早苗、中谷元、永岡桂子、平沢勝栄、福田康夫、古川禎久、古屋圭司、松浪健太、松本純、森喜朗、山口俊一

 【たちあがれ日本】園田博之、平沼赳夫

 【無所属】城内実

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だれがこんな決議を発案したのかしれませんが、どのみち自虐史観をもった民主党内閣なのでしょう。それを自民党の執行部がよしとしたのですから、何のかのと言いながら、すでに「大連立」が動き出しているのかもしれません。

自民党には日本のためにがんばってもらいたいのだから、いまこそ一致団結できるように、執行部はきちんとした党内運営をしてもらわないと困ります。

それにしても、こんなことで意見が割れるとは、日本という国はどうしてこう歪なのでしょう。自民党は、全党挙げて反対すればよかったのに。


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