本当にもったいない額です。
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たばこ害、総損失2兆円超 喫煙者医療費1兆2600億円
2018年8月8日 東京新聞 夕刊
◆社会全体に大損失
<たばこ対策に詳しい産業医大の大和浩教授の話> たばこが健康に悪影響を与えているだけではなく、社会全体に大きな損失をもたらしていることを示した貴重な研究だ。喫煙はがんや心筋梗塞、慢性閉塞(へいそく)性肺疾患(COPD)だけでなく、介護の原因となる脳梗塞や認知症のリスクも高める。つまり医療費だけでなく介護費にも負荷をかけていることになる。また、たばこは火災の原因になるほか、ホテルや賃貸アパートでは部屋の壁紙を頻繁に替える必要が出てくるなど清掃費用も増大させる。より厳しい規制を考えるべきだ。
<たばこの健康リスク> 喫煙者が吸うたばこの煙には、発がん性物質が約70種類含まれているとされる。厚生労働省のたばこ白書は、喫煙で引き起こされる病気として肺がんや胃がんなどさまざまながんや脳卒中、歯周病、慢性閉塞(へいそく)性肺疾患を列挙。また認知症の発症も、喫煙との因果関係が示唆されるとしている。受動喫煙で周りの人が吸い込む副流煙はニコチンなどの有害物質が主流煙の数倍も含まれている。受動喫煙は、乳幼児突然死症候群や子どものぜんそくの原因にもなる。
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タバコを吸っていたがゆえに様々な病気になった人間としては、タバコなんて吸わなければよかったと後悔するばかりです。
タバコと縁を切って15年ですが、まだまだまったくタバコを吸っていなかった人と比べると、大きな健康リスクを抱えており、嫌になります。
個人を苦しめるとともに、社会を苦しめるタバコ。まだ必要なのでしょうか。
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