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がん死亡率の政府目標を達成できなかったのは、タバコ政策の遅れのせいだ

2016年12月22日 04時03分36秒 | 離煙ニュース: 国内編

安倍首相、これでも、まだタバコ対策を遅らせますか。

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がん死亡率、10年で15%減 2割減の目標に届かず

 国立がん研究センターは21日、2015年までの10年間で75歳未満のがん死亡率が15・6%減にとどまり、国の目標の「20%減」を達成できなかったと、がん対策推進協議会に報告した。厚生労働省は来夏までに新目標と対策を盛り込んだ次期がん対策推進基本計画をまとめる。

 報告によると、15年の75歳未満のがん死亡率(年齢調整済み)は10万人あたり78人。基本計画で定めた目標の74人(05年の92人から20%減)に届かなかった肝臓がんは減少が加速したが、大腸がんや肺がんは減少が鈍くなった。ウイルス感染が主原因の子宮頸(けい)がんは増加が加速していた。

 片野田耕太がん登録統計室長は「全体の死亡率が下がらないのはたばこ対策やウイルス感染制御、がん検診などが十分に効果を上げていないためだと考えられ、重点的な対策が必要だ」と話した。(竹野内崇宏)

<がん>死亡率減少15.6%止まり…国の目標達成できず
12月21日 21:29毎日新聞

 がんによる死亡率(75歳未満)の減少が2005年からの10年間で15.6%にとどまったことが、厚生労働省がん対策推進協議会で21日に報告された。国のがん対策推進基本計画は、20%の減少を目標に掲げており、目標を達成できないことが確定した。

 国立がん研究センターが、15年の人口動態統計を基に、高齢化などの影響を除いて計算した。15年の死亡率は人口10万人あたり78.0人で、05年の92.4人と比べて15.6%の減少にとどまった。がん検診の受診率が低いことや、喫煙対策が十分ではないことが影響しているとみられる。

 がんの種類別では、胃がん33.2%減▽大腸がん6.5%減▽肝臓がん48.8%減▽肺がん7.3%減▽乳がん2.7%増▽子宮がん9.6%増だった。同センターは「死亡率の減少が鈍化しているがんや増加しているがんへの重点的な対策が必要」としている。【下桐実雅子】

がん死亡率16%減=過去10年、政府目標達成できず

 国立がん研究センターは21日、75歳未満のがんによる死亡率が2005年から10年間で、15.6%減少したと発表した。政府のがん対策推進基本計画は目標を20%減としていたが、達成できなかった。

 がんセンターによると、15年の死亡率は人口10万人当たり78.0人で、05年の92.4人と比較すると15.6%減少した。

 部位別では、肝臓がんの死亡率は05年以前と比べて減少が加速し、女性の乳がんは増加に歯止めがかかった。一方、大腸がんと肺がんは減少の勢いが鈍化し、子宮頸(けい)がんは増加が加速した。

 都道府県別では、20%以上減少したのは兵庫、奈良、広島、佐賀の4県のみ。いずれも肝臓がんの死亡率が高い地域で、C型肝炎ウイルスの感染者が減ったことが目標達成につながったとみられる。 

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喫煙があらゆる種類のがんを発生しやすくすることは、明らかな医学的事実です。喫煙者も、その周囲にいる受動喫煙者も、被害に遭っています。
 
にもかかわらず、日本は、世界の先進国のように、飲食店の全面禁煙化もままなりません。日本政府は、このまま喫煙被害によるがん死亡者を増やし続ける気でしょうか。
 
自民党内の抵抗勢力が強いのは、わかります。しかし、タバコを嫌う7割以上の国民が味方です。安倍首相には、断固たる態度で、公共の場の完全禁煙化と喫煙者の減少を推進することを願います。

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1 コメント

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Unknown (つな缶)
2016-12-22 11:13:35
INDECの問い合わせのメーラーが立ち上がらず、入会カウンセリングをクリックするとINDECとは全く関係のない海外サイトへ飛んでしまいます。残念ですが、入会を諦めます。
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