国会こそ、全面禁煙をめざせ

国会がまだ全面禁煙されていないという事実をご存知でしたか？参議院では、「良識の府」とか呼ばれているくせに、委員会でタバコが吸えるのです。いまどき、信じられますか？

ただし、たった77人だけの構成ですが、禁煙推進議員連盟というものがありまして、それなりに戦ってくれているようです。

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「国会は全面禁煙を」　禁煙推進議連が申し入れへ (朝日新聞) - goo ニュース

2006年 3月22日 (水) 21:43

　超党派の国会議員でつくる「禁煙推進議員連盟」（綿貫民輔会長、７７人）は２２日、国会関連施設を４月から原則として全面禁煙化するよう求めていくことを決めた。近く、関係議員が衆参両院議長や議院運営委員長らに申し入れる。

　現在、本会議は衆参両院とも禁煙。委員会は衆院が９６年６月の議運で全面禁煙を決めたが、参院ではいまだに一部の委員会で喫煙が許されている。また、議員会館などの関連施設は喫煙コーナーなどを設けて分煙をしているが、廊下に分煙機を置いただけで煙が漏れる場所もあり、苦情が寄せられているという。

　議連は、（１）国会関連施設の原則、全面禁煙をめざす（２）特に参院の全委員会の禁煙化（３）やむを得ず分煙機を設置する場合も必ず屋外に排気すること、などを求めている。

　自身も禁煙をした綿貫会長は「世間で禁煙ムードが高まっているのに、立法の府である国会が範をたれなくてどうするか」と訴えている。

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禁煙推進議員連盟が活動してくれているとはいえ、、衆参合わせて700人近い国会議員の2割もこの議連に参加していないという真実をどう解釈すればよいのでしょう。

国会議員は、みんな（隠れて？）タバコをバンバン吸っているのでしょうか。

スモーカーの有権者からそっぽを向かれたくないということなのでしょうか。スモーカーの有権者にタバコの害を訴え、止めさせようとは思わないのでしょうか。

それともタバコに関する利権が絡むのでしょうか。JTとアメリカのタバコ会社に遠慮しているのでしょうか。

嘆かわしい事実です。

綿貫会長がおっしゃっているように、「範をたれて」ほしいものです。