当然の結果です。非喫煙者のほとんどがタバコの臭いは嫌いなのです。
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タバコの臭いに敏感な人の割合に驚愕! 喫煙室での交流も昔話に
2018/04/10 06:00 しらべぇ ニコニコニュース
東京オリンピックの開催に向けて、受動喫煙対策の強化が進められている。喫煙者にとっては、さらにつらい状況になるであろう。
しらべぇ編集部では、全国20〜60代非喫煙者の男女937名に「タバコの臭い」についての調査を実施。
全体では76.9%もの人が、「タバコの臭いに敏感だ」と回答。タバコを吸わない人は、ちょっとした臭いでさえも気づいてしまうのだ。
■上司の臭いが嫌い
性年代別では、すべての年代で半数を超えている。
タバコの臭いに敏感性年代別グラフ(©ニュースサイトしらべぇ)
また、女性の割合が高いのも印象的だ。「男性がタバコを吸う姿が好き」との意見は、喫煙率の低下とともに消滅しつつある。
「会社の上司は、タバコの臭いが染みついている。近寄ってきたらすぐにわかるくらい。タバコの臭いも嫌だけどその上司も苦手なので、両者が合わさると嫌悪感しかない」(20代・女性)
吸っている人がいなくても、敏感な人は気づくのだ。
「店内が禁煙で有名な、某コーヒーチェーン。会社がたくさん入っているビルの1階にあるため、店の前でタバコを吸う人がたくさんいるみたいで…。
さすがにお店の中までは臭わないけど、出た途端にタバコの臭いがして残念」(30代・男性)
■喫煙室の文化も消滅か…
会社員でも7割以上の人が、タバコの臭いに敏感だと答えている。
タバコの臭いに敏感職業別グラフ(©ニュースサイトしらべぇ)
会社の喫煙室は、情報交換の場だと言われていた。しかし、タバコを吸う人自体が減少すると、そのような文化もなくなってしまうだろう。
「うちの会社は権限を持つ人たちがタバコを吸う世代なので、まだまだ喫煙室での小会議みたいな習慣は残っている。
ただ、若手との交流の場でもあったけど、それはほとんどなくなってしまった感じ」(40代・男性)
意識の高い社員は、上層部と交流するためにわざわざ喫煙室に潜入していた。
「僕はタバコを吸わないけど、会話をするためによく喫煙室に入っていた。それくらい昔は、重要な場所だったんだけどな…」(30代・男性)
■喫煙者の肩身はますます狭く…
これだけタバコの臭いが気になる人が多くなれば、肩身が狭いのが喫煙者たちだ。
「喫煙者の立場は、めちゃくちゃ悪くなるばかり。確かに仕事中に自席で吸えた時代はおかしかったけど、喫煙室でちょっと吸うくらいは許して欲しい」(40代・男性)
非喫煙者からは、「タバコ休憩はズルい」との意見もある。
「タバコ休憩が問題になっているけど、休憩を挟んだほうが効率もいい。吸わない人もおやつを食べるなどして、ゆったりした時間を作ればお互いに納得がいきそう」(30代・男性)
この先タバコは、人目につかないところでひっそりと楽しむものになるのかも。
(文/しらべぇ編集部・ニャック)
【調査概要】 方法:インターネットリサーチ「Qzoo」 調査期間:2018年2月9日~2018年2月13日
対象:全国20代~60代の男女1,357名 (有効回答数)
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この調査結果を見ると、20代、30代の男は本当にタバコ好きです。元気だから、タバコを吸っても、隣でタバコを吸う輩がいても何とかなるのでしょう。
しかし、56歳の貧乏英語塾長には、隣でタバコを吸われただけで頭痛と吐き気がして、不愉快極まりません。喫煙中ならびに喫煙直後の人とは、絶対に関わり合いになりたくないとおもうほどです。
そういうご同輩が、日本には大勢います。にもかかわらず、鈍感に公共の場でタバコを吸う人が絶えませんし、それを許す日本社会があります。嘆かわしい限りです。
愛煙家がタバコを楽しまれるのは、結構。しかし、他人に迷惑をかけないでいただきたい。それがタバコと縁を切った離煙者の切なるおもいです。
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