2月11日博多駅(福岡市博多区)から徒歩3分という好立地に、全室全館完全禁煙、機能性とデザイン性を両立させた“宿泊重視型”ホテル「ホテルフォルツァ博多駅博多口」がオープンした。同ホテルは、大分、博多(筑紫口)、長崎に続いて4軒目となる。

注目なのが、九州の料理を楽しめる朝食ブッフェ。がめ煮、明太子、かしわご飯、博多うどん、もつ鍋などの福岡の名物料理のほか、辛子レンコン、チキン南蛮、さつま揚げ、カステラなど、九州各地の料理が豊富にそろう。

使い心地と居心地にこだわる客室には、電動マッサージクッションまたはフットマッサージャー、多機能マッサージソファなどのマッサージ機器(部屋タイプにより機器は異なる)や、無料で使えるiPadを完備。

トイレ・洗面台が独立した洗い場付きバスルーム(リラクシングツインルームに配備)には、多機能シャワーパネルを導入。より上質なバスタイムを演出する。

そのほか、アメニティバー(開業記念キャンペーンの一環)や無料で提供されるコーヒーサーバー、開放感あるロビー、館内に飾られるオリジナルアートなどさりげない心配りが光る。

「必要なものを必要なだけ贅沢に配した、くつろぎと眠りを追求する宿泊重視型のスマートホテル」というコンセプトで作られた空間は、ビジネスにも観光にも満足度の高い仕様となっている。

旅行者はもちろん、市内からでも週末の気分転換に、女性同士で1泊ステイという使い方もおすすめだ!【福岡ウォーカー編集部/冷川絵美】

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知らないホテルだったので、調べてみたら、最初にできた大分館だけは、リッチモンドホテルズと提携しているせいか、喫煙室もあるのですが、博多(筑紫口)館、長崎館、そして上述通り、博多駅博多口館は、全室全館完全禁煙です。

 公式サイト:http://www.hotelforza.jp/

しかも、評判が非常によく、長崎館だとじゃらんの投票だと長崎市内で人気No.1となっています。いたるところにスモーカーがは跳梁跋扈する九州でのこれだけの成功。九州出身者として、大いに驚きました。

ですが、よく考えてみたら、驚くことではないのかもしれません。旅行客の多くは女性客。そして成人女性の9割はタバコを吸わないのです。ホテルフォルツァのような全室全館完全禁煙ホテルは歓迎されて当然です。

ホテル側としても、全室全館禁煙完全禁煙であれば、客の寝タバコの不始末を心配することもなく、部屋はタバコ臭くならず、レストランその他の室内もヤニで汚れず、清掃も簡単で、コストも安くつきます。経済合理性に基づいた判断といえます。

最近のビジネスホテルでは、アパホテルのように大浴場が売りの場合が多いのですが、フォルツァではそれはなし。それでも採算が立って、新館を建てられるというのですから、客にも全室全館禁煙方針が受け入れられているということでしょう。

こういう完全禁煙ホテルが増え、タバコの不快な煙や嫌な臭いを嗅ぐことなしに、ゆっくりと旅行が楽しめたら、最高です。

屋内の全面禁煙化は、確実に高収益をあげる有力な手段だと信じます。もちろん、きれいな空気は「お・も・て・な・し」の基本的第一歩であります。