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やっぱり、健さんはそこにいた!

2005年10月23日 11時00分49秒 | 高倉健
やっぱり健さんが東京国際映画祭のレッドカーペットに現れたようです。間近でご覧になった方からトラックバックを頂戴しました。ありがとうございました。そして、くやしいいいいいいい!

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高倉健主演作で東京国際映画祭開幕 (日刊スポーツ) - goo ニュース

2005年10月23日 (日) 09:53

 東京国際映画祭が22日、高倉健(74)の記念作品で幕を開けた。東京・六本木ヒルズで開幕式典が行われ、俳優生活50周年を迎える来年に公開の主演映画「単騎、千里を走る。」(チャン・イーモウ監督)が開幕作品として上映された。2カ月にわたる中国・雲南省ロケ。最終日に涙を流したほど思いを込めた作品。会見では、節目にめぐり合った作品に対する感謝の気持ちや、日本人が忘れかけていると感じている「やさしさ」について熱く語った。

 「来年、俳優になって50年を迎えます」。健さんが切り出すと、会見会場は大きな拍手に包まれた。前日夜、プロフィルをながめ、出演作を振り返った。24歳で俳優デビュー。出演作は204本。気が付けば半世紀が過ぎていた。

 「単騎、千里を走る。」は、中国の巨匠イーモウ監督の熱いラブコールに応えて出演した中国映画。「こういう節目の時にすばらしいお仕事がいただけたことに、幸せをしみじみ感じています」。個人的なことと仕事を結びつけたがらない健さんも今回ばかりは、感慨もひとしおだった。「一生懸命仕事をしていると、こういうボーナスを神さまがくれるんだな、というのが実感です」と撮影の充実ぶりを感じさせる言葉も続いた。

 会見後は、全長250メートルの赤じゅうたんを踏みしめて劇場入りした。沿道には6800人が集まった。派手なことを好まない健さんも、声援や拍手に手を振って応え、時折笑顔もみせた。

 撮影は、華やかなセレモニーとは対極だった。現場は高度2300メートル。「空気が薄く、乾燥していて、最初の10日間ぐらいはつらかったです。気配りの行き届いたスタッフと、楽しい旅をさせていただきました」。撮影最終日には、イーモウ監督と抱き合った。涙があふれてきた。人の心のやさしさを演技を通して伝えるはずの自分が、中国スタッフのやさしさに触れ続けた結果、こみ上げてくるものを抑えきれなくなった。

 撮影は主に素朴な山村や旧市街地で行った。「人に思いを伝える、やさしさを伝えることは、経済的に発達しない方が、強く残るのかなという気がしています」。さらに「モノを簡単に買って贈ることではない。戦後60年たって、自分も含め、日本が忘れてしまったものがとっても多いなと実感しました」とも。昭和、平成と日本映画界を支え続ける不滅のスター。久しぶりの肉声にはひときわ、説得力と重みがあった。

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日頃、中国政府のデタラメぶりを指摘しておりますので、今回の作品も見るまでは本当に大丈夫なのかと思ってしまいます。『ホタル』のような中途半端な朝日新聞的切り口では、映画としてのカタルシスがなくなってしまいますから。

それでも、この『単騎、千里を走る』、予告編を見ただけでも、なんとも言えない健さんの凄みを十分に感じさせられます。

出たい映画に出た、健さんの直観を信じて、全国公開を静かに待つことにします。それでもやっぱり昨日行けなかったのは、くやしいいいいいい!
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