左回りの皇居が最高

昨日、東京も急に暖かくなって桜が盛りとなってきたというニュースが流れました。そんな話を小耳にすると、この間見過ごした九段の桜が無性に見たくなり、でもどうせ行くんだったらと、ついでに皇居の周りを走ってきました。

九段下まで地下鉄で行って、三分咲きから五分咲きの同期の桜を確認してから、左回りつまり時計回りで皇居を走りだしたのです。というのも、ゴウ先生には、皇居は左回りに走った方が絶対に楽しいという信念があるからです。

ところが、大抵のジョガーはどういうわけか、右回りに走っております。どうも陸上競技場がそうであるように、反時計回りに回る方がいいと頑なに決め付けている節があるのです。

その証拠にすれ違うゴウ先生に向けられる視線の冷たいこと冷たいこと。正面からは次から次へと人が走ってくるのに、時計回りの同士はだれもいないのです。やはり皇居は右回りでないとまずいのか。あほらし！

東京をあまり知らない人のために少しだけ書くと、この時期の皇居周りのジョギングは最高なんです。確かに内堀通りという大きな道路に沿って走るので相当な車と併走することになるのですが、お濠をわたる風が排気ガスを吹き飛ばしてくれてあまり気になりません。しかも道幅が広く、アップダウンは結構きついものの、見るものが多いので、走っていて飽きることがないのです。多くの人に愛される理由はそれなりにあるのですよ。

左回りで走ると、次から次へと観光名所にぶつかります。東京に慣れている人間でもワクワクする瞬間だと思います。北の丸公園を出て左回りに丸紅を過ぎると、正面に東京タワーを臨みながら走るわけですし、桜田門を過ぎると国会議事堂だって正面から見ることになるのですから。

どうしてそれを右回りにこだわるのか。理解に苦しむゴウ先生です。

だれか皇居を右回りで走る人が多い理由を聞かせてくださいね。

（その後ゴウ先生は陸軍参謀本部のあった三宅坂から青山通りに入り、途中豊川稲荷で手を合わせ、堂々と神宮外苑に入り、御観兵の榎を眺めて、絵画館の前を走って、国立競技場でゴールです。スタジアムの中の芝生の上でストレッチしてきました。都合12㎞、90分の小旅行でした。エッヘッヘッヘ。この辺はまた今度。）

INDEC新入会員募集中！INDEC公式ホームページへどうぞ！