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葛西選手、独身だったからできた(?)この偉業

2014年02月19日 05時15分46秒 | 時事放談: 海外編

葛西選手は、独身だったんですね。夢を追うためのことでしょう。立派なものです。

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葛西「平昌五輪までに結婚したい」 4年後も現役に意欲
朝日新聞 2014年2月19日01時05分

 葛西紀明選手が18日インタビューに応じ、団体戦の表彰式で泣いた理由や4年後の平昌(ピョンチャン)五輪(韓国)への夢を語った。

 涙を流した一番の理由は、血管の難病を患っている可能性が高い竹内択への思いだった。「択の病気が気になっていた。今季のワールドカップの開幕からせきをしていて。肺炎になった。入院して、体重も落ちて。そういうつらさを見てきた。最後の最後に団体戦のメンバーを自分の力で手に入れたから、絶対にメダルを取らせたかった」と気遣った。

 重圧を振り払えた要因は「責任感」だという。

 「たくさんの知りあいにメダルと言われ、そういうプレッシャーと主将としての責任もあった。この五輪では自分が中心になって周りに勇気を与えたいと思った

 メダルを決めた最後の飛躍では、1994年リレハンメル大会での原田雅彦の失敗ジャンプが頭を駆け巡った。「いろいろな葛藤があった。メダルを取れなかったら顔向けできない。本当に強い気持ちで飛べた

 気負いすぎて失速した過去とはちがう。「頑張らなきゃという気持ちが強すぎてもダメ。今の自分のこういう気持ちを教えてあげられたら。バカだったと思う。でも、その経験があって今がある

 心の持ちようの分岐点は4年前のバンクーバー五輪のころだったという。

 「少しずつ気持ちの面でも変わってきた」

 所属する土屋ホームでは会社の朝礼で、競技の参考になる言葉を覚えるという。

 「会社の朝礼で毎日言ってるんです。『夢を見て、目標を立て、現在に最善を尽くせ』とか、『逆境こそ最大のチャンス』とか。それをかみしめてます」

 今回初採用の女子ジャンプで4位にとどまった17歳の高梨沙羅も気遣った。「ほぼ金メダル、少なくともメダルは確実と言われていたから、五輪の厳しさを感じ取ったと思う。飛びたいと、はやる気持ちを抑えることが大切。ジャンプは頭をすごく使うので、体を休ませるだけでなく、頭も休ませてあげるとか」

 現役にこだわりつづけてきた動機については「長野とリレハンメルの悔しい思いがモチベーションになっていた。今回は2個も取れたので、悔しさの7割は消えた。残る3割は金メダルを取っていないから」。

 もっとも、仮にソチで金メダルを取っていても引退する気はなかったという。「区切りはないです。ここまで来たら、いけるところまでいきたい。体力的には衰えを全く感じない。節制もしてますし。メダルを取ったら燃え尽き症候群とかも聞きますけど、燃え尽きた感もない。もっともっと、自分の好きなジャンプを楽しみ、緊張する中で飛びたい」と勝負師の本能をのぞかせた。

 個人戦で初めて獲得した銀メダルを見せながら、「20年前のリレハンメルで取った団体銀メダルより、はるかに重い。物理的にも、気持ちの面でも。20年分の重みがある銀メダルです」と感慨深げに語った。

 日本に帰国したら、真っ先にしたいことは「メダルを見せて、皆にさわらせたい。家族、知人はもちろん、知らない人もブログに『感動した』とコメントをくれた。僕に会う機会があれば、皆に見せてさわらせてあげたいです」。

 今後の目標については「平昌五輪までに結婚して、子どもも無事生まれて、その家族らを連れて平昌に行きたい。それがこれからの目標です」と宣言した。(編集委員・稲垣康介)

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立派です。周囲からのプレッシャーに応えるのが「責任感」というのですから、たいしたものです。41歳の大人でなければ、なかなかいえません。

そのうえに、次は金メダルをめざすという貪欲さも、あっぱれ。ぜひともかなえてもらいたいものです。

まあ、41歳、結婚もありなのでしょう。「夢をかなえるまでは、結婚するな」と当英語塾INDECでは申し上げているのですが、さすがに葛西選手にはそうは申し上げません。妹さん思いの優しいお兄さんです。幸せになってください。


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