【AFP=時事】10月に先進7か国で初めて嗜好(しこう)用マリフアナ(乾燥大麻)が解禁されるカナダで意識調査が行われ、多くの国民が解禁されても大麻を使用することはないと回答していることが分かった。9日に発表された調査結果で明らかとなった。

 カナダ統計局によると調査は5000人以上のカナダ人を対象に行われ、回答者の82%が「大麻が合法化されても使ってみようとか、使用量を増やそうとは思わないだろう」と答えた。また現在すでに大麻を使っている人のうち、使用量を増やすと答えた人の割合は28%だった。

 調査結果によると、カナダ全人口の16%に当たる約460万人が今年1〜6月に大麻を使用しており、一般的に男性は乾燥大麻を、女性は食用大麻を好む傾向があった。また使用された大麻の86%は乾燥大麻だった。

 大麻使用者が5月から6月にかけて費やした金額に関しては100カナダドル(約8500円)以内が使用者の25%、250カナダドル(約2万1000円)以内が21%、250カナダドル以上が21%となった。【翻訳編集】AFPBB News

カナダ、10月17日に大麻解禁 首相が発表
AFP BB News 2018年6月21日 6:05 発信地:オタワ/カナダ [ カナダ 北米 ]

【6月21日 AFP】カナダのジャスティン・トルドー(Justin Trudeau)首相は20日、国内での大麻の消費と栽培を10月17日から合法化すると発表した。

 カナダの上下両院はこれに先立ち、嗜好(しこう)用大麻を合法化する法案を可決していた。嗜好用大麻の解禁は先進7か国(G7)では初、世界ではウルグアイに次ぐ2番目となる。

 合法化により、カナダで1923年以来から続いていた大麻禁止措置に終止符が打たれる。医療目的での大麻使用は2001年に事実上合法化されていた。

 大麻合法化はトルドー首相の2015年総選挙時の公約だった。同首相は、これまでに友人らとマリフアナ(乾燥大麻)を吸った経験が、国会議員時代を含め「5、6回」あると公言している。(c)AFP

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タバコは死ぬほど吸いましたが、マリファナの経験は、アメリカ留学中に友人が目の前で吸っているのを見たことはありますが、ゼロの貧乏英語塾長です。カナダの決定には驚かされましたし、そのうえでカナダ国民の真っ当な態度にも感服しました。

タバコもマリファナも、しなきゃしないほうがよいとおもうんですが、考えが古すぎるのでしょうか。