皆さん、基礎体温を測り続けていますか?
梅雨に入りました。低体温症の皆さんには苦労の絶えない時期です。なぜなら、気温が上がるにつれて、人間は自分の体を冷やそうという方向に動いてバランスを取ろうとするために、基礎代謝も下がり、基礎体温も上がりにくくなるからです。
事実、ゴウ先生の基礎体温も低空飛行です。6月に入って36.5℃を超える日など一日もなく、ぎりぎり36℃キープの状態が続いています。
前回書きましたように、減量期間に入っている関係でアルコールの量は控えていますし、睡眠もまずまず、それに半身浴も続けていますし、毎日運動もしています。なのにこのていたらくであります。
まあこういうどうにもならない時は、過去の経験から焦ってはいけません。じっくり経過観察を続けるしかないのです。
思うに、減量期に入り、ゴウ先生の体はわずかしか与えられない熱量をできるだけ使わないようにしようと働いて、熱産生能力を低下させているような気がします。ですから、今度基礎体温が上昇しだす時は、減量に体が順応して通常の基礎代謝を行うようになってからのことになるのでしょう。
ですから、いまは焦らず、まずは体脂肪が減って腹筋がバリバリに割れた状態を夢見て体のケアを続けていくしかないと腹をくくっています。
大切なことは、自分がやっていることが正しいことだと信じたら、結果が出るまでじっくり続けるということです。5月11日に96.7㎏であった体重が、いまでは運動後には90㎏を切るところまで来ました。体脂肪率も簡易体脂肪率計なら15%を切ります。今朝の基礎体温も36.3℃です。続ければ、結果は出るのです。
そう考えたら、気も楽になります。続報をご期待ください。
さて、そこで梅雨から猛暑の夏を乗り切るコツの紹介です。安くて効果のあるものばかりですから、参考にしてください。
まずは、クエン酸。
昨年大ヒットしたクエン酸も飽きられてしまったのか、今年はサッパリの人気です。αリポ酸とかCoQ10のような華やかさがないからでしょうか。何せ「食えん酸」ですから・・・。
しかし、クエン酸をバカにしてはなりません。疲労回復にはてきめんの効果がありますし、何より生活習慣病の方には嬉しい、通風(高尿酸値血症)の元となる尿酸を分解してくれるのです。若者からオジサン・オバサンまでしっかり応援してくれます。
ところで、通風の発症が年間で一番多いのが7月だという事実をご存知でしょうか。これまで発作がなかった方が足の親指の付け根が赤く腫れ上がり、激痛を感じるのがこの季節なのです。
なぜそうなるかを経験者として(ゴウ先生の場合、最初の発症は2月というへそ曲がりでしたが)説明してみましょう。
この時期に運動をするとすごい発汗が起こります。そうすると体内から水分が失われるために血液はドロドロ状態にならざるを得ません。尿酸値が高い(特に尿酸値が8.0以上の)人の場合、そうしたドロドロ血の中に針のように尖った尿酸の結晶が凝結してしまいます。そうなると、その尿酸結晶が神経に障りだし、痛くてたまらない通風の発作だと自覚することになるのです。
したがって、健常者の方はもちろん、生活習慣病罹患者は特に、夏場の運動には水分は必須です。その水の中に疲労回復を促進し、尿酸を溶かして排泄してくれるクエン酸を混ぜたらば、一石二鳥の働きとなるわけです。
しかもクエン酸は他のサプリメントと比べるとべらぼうに安いのが特長です。清涼飲料水などに大量に使うために安く製造する方法が確立されているためだと思われます。量販薬局に行くと500gのボトルを800円くらいで買えるはずです。500gというと、通常1ヶ月は十分に持ちます。しかも副作用はありませんから、どんどんお使いになるとよいと思います。
とはいえ、酸っぱさに弱い方もいらっしゃいますから、何とも言えません。少し濃く入れすぎると大抵の方がゲーっといった顔をされます。その辺がクエン酸が敬遠される要素かもしれません。
しかし騙されたと思って、運動中そして運動後にクエン酸水をお飲みいただければ、すぐに体感いただける疲労回復がお分かりいただけると思います。
なお、ゴウ先生は1回の70分から90分のウエイト・トレーニングの間に2ℓのクエン酸水を飲みます。ただでさえ尿酸値が高くなる傾向のあるゴウ先生としては、尿酸値を高めるウエイト・トレーニングの時には必ずクエン酸を飲んで、尿酸を排泄するようにしているのです。
最後に、生活習慣病の恐れのある方に特に申し上げておきます。
汗をかくと痩せると考えて、夏なのにサウナスーツのようなものを着て運動している人がいますが、これは百害あって一利なしのことです。即刻おやめください。
まず汗をかいても体脂肪は燃えたとは言えません。大半の汗は水分を含んだ筋肉から排出されていますから、ただ単に脱水症状を促進させているだけのことが多いのです。体脂肪を効率的に燃やすためには、それなりの長時間運動を持続させる必要があるのです。
ところが、サウナスーツを着用して汗を異常にかきすぎると、体力と気力が奪われて、運動を持続させることが難しくなります。
さらにサウナスーツを着て体温が外気に発散されない状態では、夏場は特に体温が急上昇して、最悪熱中症によって生命の危機にもつながりかねません。
ですから、夏場は身軽なTシャツと短パンのような格好でウォーキングやジョギングを楽しむ方が理に適っているのです。
同じ理由から、サウナ風呂にも気をつけてください。長嶋茂雄監督をご覧になればお分かりの通り、異常なる発汗は、通風発作を引き起こす可能性があるばかりでなく、脳梗塞も引き起こしかねません。
ゴウ先生もサウナは大好きですが、ウエイト・トレーニングの後は12分以上は入りません。前者により相当な発汗が起きていますから、それ以上体から汗を搾り出すことは危険だと思うからです。そしてトレーニングをしていない時にサウナに入る場合も20分以上入らないようにしています。
サウナに入る場合には、もちろん、水を大量に飲んでから入ります。脱水症状を起こさないこと、これがサウナと上手に付き合う方法です。おかげでサウナ風呂ともよいお付き合いをさせてもらっています。
ご参考までに。
梅雨に入りました。低体温症の皆さんには苦労の絶えない時期です。なぜなら、気温が上がるにつれて、人間は自分の体を冷やそうという方向に動いてバランスを取ろうとするために、基礎代謝も下がり、基礎体温も上がりにくくなるからです。
事実、ゴウ先生の基礎体温も低空飛行です。6月に入って36.5℃を超える日など一日もなく、ぎりぎり36℃キープの状態が続いています。
前回書きましたように、減量期間に入っている関係でアルコールの量は控えていますし、睡眠もまずまず、それに半身浴も続けていますし、毎日運動もしています。なのにこのていたらくであります。
まあこういうどうにもならない時は、過去の経験から焦ってはいけません。じっくり経過観察を続けるしかないのです。
思うに、減量期に入り、ゴウ先生の体はわずかしか与えられない熱量をできるだけ使わないようにしようと働いて、熱産生能力を低下させているような気がします。ですから、今度基礎体温が上昇しだす時は、減量に体が順応して通常の基礎代謝を行うようになってからのことになるのでしょう。
ですから、いまは焦らず、まずは体脂肪が減って腹筋がバリバリに割れた状態を夢見て体のケアを続けていくしかないと腹をくくっています。
大切なことは、自分がやっていることが正しいことだと信じたら、結果が出るまでじっくり続けるということです。5月11日に96.7㎏であった体重が、いまでは運動後には90㎏を切るところまで来ました。体脂肪率も簡易体脂肪率計なら15%を切ります。今朝の基礎体温も36.3℃です。続ければ、結果は出るのです。
そう考えたら、気も楽になります。続報をご期待ください。
さて、そこで梅雨から猛暑の夏を乗り切るコツの紹介です。安くて効果のあるものばかりですから、参考にしてください。
まずは、クエン酸。
昨年大ヒットしたクエン酸も飽きられてしまったのか、今年はサッパリの人気です。αリポ酸とかCoQ10のような華やかさがないからでしょうか。何せ「食えん酸」ですから・・・。
しかし、クエン酸をバカにしてはなりません。疲労回復にはてきめんの効果がありますし、何より生活習慣病の方には嬉しい、通風(高尿酸値血症)の元となる尿酸を分解してくれるのです。若者からオジサン・オバサンまでしっかり応援してくれます。
ところで、通風の発症が年間で一番多いのが7月だという事実をご存知でしょうか。これまで発作がなかった方が足の親指の付け根が赤く腫れ上がり、激痛を感じるのがこの季節なのです。
なぜそうなるかを経験者として(ゴウ先生の場合、最初の発症は2月というへそ曲がりでしたが)説明してみましょう。
この時期に運動をするとすごい発汗が起こります。そうすると体内から水分が失われるために血液はドロドロ状態にならざるを得ません。尿酸値が高い(特に尿酸値が8.0以上の)人の場合、そうしたドロドロ血の中に針のように尖った尿酸の結晶が凝結してしまいます。そうなると、その尿酸結晶が神経に障りだし、痛くてたまらない通風の発作だと自覚することになるのです。
したがって、健常者の方はもちろん、生活習慣病罹患者は特に、夏場の運動には水分は必須です。その水の中に疲労回復を促進し、尿酸を溶かして排泄してくれるクエン酸を混ぜたらば、一石二鳥の働きとなるわけです。
しかもクエン酸は他のサプリメントと比べるとべらぼうに安いのが特長です。清涼飲料水などに大量に使うために安く製造する方法が確立されているためだと思われます。量販薬局に行くと500gのボトルを800円くらいで買えるはずです。500gというと、通常1ヶ月は十分に持ちます。しかも副作用はありませんから、どんどんお使いになるとよいと思います。
とはいえ、酸っぱさに弱い方もいらっしゃいますから、何とも言えません。少し濃く入れすぎると大抵の方がゲーっといった顔をされます。その辺がクエン酸が敬遠される要素かもしれません。
しかし騙されたと思って、運動中そして運動後にクエン酸水をお飲みいただければ、すぐに体感いただける疲労回復がお分かりいただけると思います。
なお、ゴウ先生は1回の70分から90分のウエイト・トレーニングの間に2ℓのクエン酸水を飲みます。ただでさえ尿酸値が高くなる傾向のあるゴウ先生としては、尿酸値を高めるウエイト・トレーニングの時には必ずクエン酸を飲んで、尿酸を排泄するようにしているのです。
最後に、生活習慣病の恐れのある方に特に申し上げておきます。
汗をかくと痩せると考えて、夏なのにサウナスーツのようなものを着て運動している人がいますが、これは百害あって一利なしのことです。即刻おやめください。
まず汗をかいても体脂肪は燃えたとは言えません。大半の汗は水分を含んだ筋肉から排出されていますから、ただ単に脱水症状を促進させているだけのことが多いのです。体脂肪を効率的に燃やすためには、それなりの長時間運動を持続させる必要があるのです。
ところが、サウナスーツを着用して汗を異常にかきすぎると、体力と気力が奪われて、運動を持続させることが難しくなります。
さらにサウナスーツを着て体温が外気に発散されない状態では、夏場は特に体温が急上昇して、最悪熱中症によって生命の危機にもつながりかねません。
ですから、夏場は身軽なTシャツと短パンのような格好でウォーキングやジョギングを楽しむ方が理に適っているのです。
同じ理由から、サウナ風呂にも気をつけてください。長嶋茂雄監督をご覧になればお分かりの通り、異常なる発汗は、通風発作を引き起こす可能性があるばかりでなく、脳梗塞も引き起こしかねません。
ゴウ先生もサウナは大好きですが、ウエイト・トレーニングの後は12分以上は入りません。前者により相当な発汗が起きていますから、それ以上体から汗を搾り出すことは危険だと思うからです。そしてトレーニングをしていない時にサウナに入る場合も20分以上入らないようにしています。
サウナに入る場合には、もちろん、水を大量に飲んでから入ります。脱水症状を起こさないこと、これがサウナと上手に付き合う方法です。おかげでサウナ風呂ともよいお付き合いをさせてもらっています。
ご参考までに。
運動を増やすなど、少しずつ色々調整しながら、結果が出るまでじっくり続けきります。ありがとうございました。
クエン酸水はさっそく試してみます!
また、さすがにサウナスーツは着ておりませんが、サウナのお話はとても勉強になりました。これまであまり何も考えずに入っておりました。このような危険が潜んでいるとは。。。気をつけます。ありがとうございました。