伸び盛りの23歳を相手に、逆転で9連覇、通算15期。羽生三冠が、衰えるのはまだまだ先のようです。
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将棋の第87期棋聖戦(産経新聞社主催)の五番勝負第5局が1日、新潟市で行われ、羽生善治棋聖(45)が112手で挑戦者の永瀬拓矢六段(23)を破り、3勝2敗で防衛、棋聖9連覇を達成した。
通算では15期。羽生は王位、王座、棋聖の三冠を維持し、通算タイトル獲得数は95期となった。
<将棋>羽生が3勝2敗で棋聖9連覇 3冠守る
08月01日 18:49 毎日新聞
将棋の第87期棋聖戦五番勝負(産経新聞社主催)の第5局は1日、新潟市で指され、羽生善治棋聖(45)が挑戦者の永瀬拓矢六段(23)に112手で勝ち、3勝2敗で9連覇、通算15期目のタイトル獲得を果たした。1勝2敗からの逆転で、王位、王座とともに3冠を守った。通算タイトル獲得数は95期となり、自身が持つ最多記録を更新。名人戦七番勝負で5月に失冠し、棋聖戦でもカド番に立たされたが死守した。現在王位戦七番勝負で木村一基八段(43)の挑戦を受け、1勝1敗。9月に始まる王座戦五番勝負では、糸谷哲郎八段(27)の挑戦を受ける。
永瀬はタイトル初挑戦で獲得のチャンスだったが、あと1勝に迫りながら2連敗で獲得はならなかった。
防衛を果たした羽生棋聖は「苦しい感じの将棋が多く、まだ防衛の実感は湧かないが、よかった。若手が相手といっても特に何かできるわけではなく、今までのことを継続してやっていくしかない」。
永瀬六段は「もう少し頑張りたかったが、自分に足りないところもわかったので、鍛え直したい」と語った。【山村英樹】
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若き英雄と思っていた羽生三冠も、45歳。挑戦者はみんな年下です。関係ないといっても、体力は若手のほうがあるわけですし、柔軟な考え方も上かもしれません。その挑戦者たちを次々と葬っていく。並みの人ではできません。
この人が無冠になる日がくるのでしょうか。逆に、そのことに関心をもってしまいます。いつまでもタイトル保持者でいてください。羽生さんに無冠は似合いませんから。
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